トランスマスター

ビリギャルのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ビリギャル(2015年製作の映画)
4.0
2020年3月22日原作読了

『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』という長いタイトルのノンフィクション小説の映画化
中高一貫の私立オシャレ系女子高生が、学年ビリの成績になるも付属大学への進学ではなく慶應大学への受験を目指すお話です。
観る前は、予備校の先生が凄い話では❓と思っていたら、本人も家族も頑張って良い話でした。
MVPは深夜に大手物流センターで働き娘を応援するお母さんです!

◆良い点/注目ポイント
・特に印象に残ったシーンは、友達と行ったカラオケで勉強しているシーンです。あれはすごい精神力。また慶応大学受験を公言しているところもとてもすごい点です。

◆改善点
・学年ビリでも中高一貫の私立の中での話なので、ベースの学力は、あるはずです。塾に通って現役合格も大変だと思いますが、東進ハイスクールの林先生お話では、英語と小論文の受験なら講師としての難易度は高くないそうです。
・経済的なアドバンテージがなくても奨学金を利用したり国立大学に現役合格している苦学生の方から見たら違った感想だと思います。
・東京大学大学院医学系研究科博士課程を卒業した脳科学者の中野信子さんは、東大一本受験で経済的にも苦労した方なのでそのストーリーを是非映画化してほしい。

◆総括
・有村架純の金髪が、とても良かった。
『日本の歴史』という漫画は、こんなに万能なのかと思い知らされました。