どりあみかこん

猫なんかよんでもこない。のどりあみかこんのネタバレレビュー・内容・結末

猫なんかよんでもこない。(2016年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

猫で癒されればそれでいいかな...
それで妥協できる映画でした。

面白くなかったわけではありません。しかし観てよかった〜!と思える程でもありませんでした。

「猫なんかよんでもこない」漫画が出来るまでのチンクロと過ごした心温まる話。

ボクシングしか取り柄がない男が猫を飼い始め...そこから、主人公の成長が分かりにくい。
チンクロをまるで子どもの様に育て、常に話しかけ、猫は嫌いなんだよなんて言ってた男にとって猫が唯一の理解者となっていた。そんで、クロとの別れを経て、男の何が変化したのか...それが分からないと、なぜ猫を死なせたんやってなるんす。(もし分かる人教えてください)

でもチンクロが可愛すぎるし、よくこんな動きができたなぁと感心するばかり。テレビの上からボテッと落ちるクロとか。
クロの病気を防げなかった男へ批判の声がありますが、私はそこに疑問はなかったです。私の猫も放し飼いだったので怪我も病気を少ししましたが、痛そう可哀想とは思いながらも、外飼いしてるから猫としてはもしかしたら自然なことだと思ってました。家の中に閉じ込める飼い方を批判する人もいますから、人それぞれで、まあ結局猫にとっちゃ人間の考えなんてどうでもいいのかもしれないですね。(って劇中で言われてたので、とやかく言うこともないのでは?)