たいてぃー

ミス・シェパードをお手本にのたいてぃーのレビュー・感想・評価

3.0
この作品の原作が、結構有名な作家でほぼ実話ってこと知らなくて。監督のニコラス・ハイトナーも過去作とか観たこと無くて。
マギー・スミス主演作ってことで鑑賞。主人公二人の微妙な心理の推移が、うまく表現されていて良かったけど、中盤でストーリーがなかなか進まないのにイラついたし、ラストの取って付けたようなシーンが、どうも好きになれない。
ただし、マギー・スミスは熱演。舞台版も彼女が演じているとのこと。高齢なのにエネルギッシュさがにじみ出ていた。
それと、このイギリスの住宅街に住む人たちの会話がユニークで、偽善や虚栄が垣間見られる。シェパードを受け入れる、作家のベネットと対比させてるのも面白い。