コブラ改めキットラトゥーラ

ドラゴン危機一発'97のコブラ改めキットラトゥーラのネタバレレビュー・内容・結末

ドラゴン危機一発'97(1997年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます



西暦1997年。

97年と言えばマンハッタン島全体が重刑務所と化したニューヨークを舞台に映画史にその名を残す永遠のアウトロー、スネークプリスキンが大暴れしたり、人工知能スカイネットが人類に宣戦布告を突き付けた“審判の日”がやって来たり、リアルでは週刊少年ジャンプにてワンピースの連載が始まったり、アヘン戦争により植民地になっていた香港が漸くイギリスから中国に返還されたり、フィクションからリアルまで様々な出来事が起きた激動の年である。


そんな激動の97年、あの宇宙最強の男ドニー・イェンは一体何処で何をしていたのか…?そんな俺の長年に渡るどうでもいい疑問に明確なアンサーを提示してくれたのがこの「ドラゴン危機一発’97」だ。
なんと97年のドニーは、危機一発だった!


たぶん1997年、どこかの倉庫。どっからどう見ても悪の組織のボス的なオヤジが煙草をくわえながら半裸の女性を容赦なく切り付けている所突如ナタを持った謎の男が乱入しボスの首を即時にチョンパ!
残った5人の部下達とナタ男の火花が散りまくる壮絶なナタバトルが開戦し、ナタ男が逃げ去って行く………という香港返還どころの騒ぎじゃなかった危機一発過ぎるオープニングから始まり、後に謎のナタ男の正体は実はドニーで、オープニングでのナタバトルで負ったダメージがきっかけで記憶喪失になり早速危機一発な状態のドニーだったが記憶は失っても戦闘能力は失っておらず、途中出会ったそこそこ強い若い兄ちゃんを相棒にして昔の恋人を守りながらかつてドニーが所属していた盗賊団“七人の狼”のメンバー達と激戦ハートオブファイトしていく…という危機一発なストーリーで、「ナタは物を割る為に使うんだ!人を殺す道具じゃない!」と言いながら迫り来る大勢の敵の人体をナタで次々割りまくるドニー!
残った敵も全員蹴り倒して川の中に落とし自らも川に飛び込んで再びナタで人体を割るドニー!
連れ去られた恋人を追いかけ棒切れ1本で大勢の敵を死ぬほど殴ってはまた殴って全速力で突っ走る危機一発マラソンを決行するドニー!
鎖使いとバグナク使いを相手にスローモーションでも目が追いつかない驚愕のハイパー高速肉弾戦を披露するドニー!ほぼ全編に渡って乳首がまる見えのドニー!
ジュリア・ロバーツがバリ島で食べて、祈って、恋をしている遥か昔、ドニー・イェンは森の中で殴って、蹴って、斬り殺していた!!

本作の監督はドニー、主演もドニー、アクション指導もドニーで脚本もドニーのある日森の中ドラゴンが危機一発なドニスティックバイオレンスアクションの大傑作です。お見逃しなく!!