あっかんべー

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのあっかんべーのレビュー・感想・評価

2.9
「僕はグルート」
「 私はスティーブ・ロジャースだ」

集大成!規模も更なるデカさに。期待しすぎて友達と家を映画館のように再現してからの鑑賞。
・・・なのに、
今作とはハッキリ言って相性が悪かった。これはファンしか喜べないだろう。
クライマックス感満載な点は良いけど、単独作品として見たら面白いとは言い難い。
二部構成にしては無理のあるストーリー展開だと思っていたので調べたら、なんと二部構成ではなく「アベンジャーズ」「インフィニティウォー」の2作品扱いが正解らしい。
それを知らずに見てると、視聴者を置いてけぼりするストーリーで不完全燃焼なままエンドロールを迎えることになる。まさに自分がそうだった。

次作面白ければ良いけど、このラストをオチに持っていくには少しパンチが弱いな。共に鑑賞した映画仲間のリアクションを見ても、自分が少数派意見ということは分かってるけど作品ごとに相性はある。
今作だけでシリーズ全体がつまらないと決まるわけではない。あくまで今作のスコア。だからこそ次作への期待も高まる。


ーーーーーネタバレーーーーー




サノス>ヒーロー
サノスは今までの敵とは一味違い、人気なのも理解できる。ガモーラへの感情はガーディアンズシリーズを観ていて想像もしてなかった。
このスコアは割とサノスの貢献が含まれてる。ある意味、ここでサノスが達成したことによってヒーローを奮い立たせることに繋がり、視聴者共々その期待値をエンドゲームへ持って行ける。
そのやり方は狡いとは思う。

単独作品としては突拍子のないストーリーとは感じるけど、エンドゲームまで観たらまたスコアが変わるかもしれない。
あっかんべー

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