群青

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの群青のレビュー・感想・評価

4.6
2018年劇場鑑賞18作目。
IMAX4Kレーザー字幕鑑賞。


知らない人向けに書きました。
知ってる人、そして観た人はコメントにてネタバレの感想を書いております。(あっもしネタバレ感想についてコメント書く方がいらっしゃったら、それもちゃんとネタバレONにしてね)
なんでかってやっぱり一見さんにも観て欲しいからです。



全世界待望のヒーロー映画アベンジャーズ :インフィニティ・ウォーは、2008年のアイアンマンから10周年の大作。
10年で19作も作ってるというのが驚きなのだが、もっと凄いのはどれも一定のクオリティがあること。だからシリーズの累計興行収入は兆っていう単位が使われてる。

やばくね?笑

今回の直前に公開された18作目のブラックパンサーなんか、北米興行収入がタイタニックを超えたんだよ。それだけすごいっていうのを知って欲しい。日本ではイマイチなんだけど全世界的には一つの現象になってる。


一応説明すると、今まで誰もやってこなかったヒーローとヒーローの共演を成功させたのがアイアンマンを始まりにしたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)というシリーズ。
いつもこのシリーズを説明する時、ジャンプのルフィと悟空とナルトが一つの作品内で共演して、敵と戦うんだよって説明してる。(ついでにバットマンとかスーパーマンはマガジンなんだよ。だから雑誌をまたいでの共演はないんだよって言ってる笑)

普通に単体だけで活躍するヒーローも楽しいのに、それが共演してしかも笑えるような掛け合いをしたりするってテンション上がらない?それで成功させたのがアベンジャーズ。
そしてその18作の中で、ちょいちょいラスボスっぽい雰囲気で姿を現していたのが今回の敵サノス。
どのくらいやばいかっていうと原作で(読んだことないけど)、指パッチンするだけで全宇宙の半分の生命が消えるっていうマジモンのチートです。
そのサノスがちょいちょい現れながら集めようとしていたのがインフィニティ・ストーンっていう石で全部で6個ある。要はドラゴンボールっていうこと。ドラゴンボールの例えで大体わかるってドラゴンボールすごくね?(話が逸れた)


んで今回はそのインフィニティ・ストーンをサノスが集める話です。んでこれを集められると困るんで18作かけて出てきたヒーローがほぼ全員出てサノスと戦うんです。

やばくね?(二度目)


正直言ってホントやばいんです。
今まで10年間観続けてくれた人への感謝にあふれたキャラクター数と、セリフの応酬の数々。
今までの作品は本当にこのためにあったと言わんばかり。
一応一見さんにも分かるように、序盤に何がストーリーの肝か説明してくれるし、それぞれのキャラの性格はどうで関係性はこうです、っていうのを明示はしてくれる。

ロキとソーが義兄弟で裏切り裏切られる関係なのに付かず離れずなこと、アイアンマンとキャプテン・アメリカが仲違いしてるっぽいこと。
ガーディアンズは地球のキャラとは違うグループなんだなってこと。

でもセリフの一つ一つに今までの作品の重みがちゃんと含まれているため、18作品を観ておくとさらに面白く感じれると思う。コレから入って気になったキャラの単独作を観て欲しいかな。
最初から奥行きを感じたければ大変だけど、18作品を観るのが大正解。絞るならって話があるけど、個人的には公開順に全部観るのが吉です(無茶振り)


だってMCUはもう映画エンターテイメントにおいて現在トップのブームだからです。コレをリアルタイムで観れたことは後年、テレビでやってる時に次世代に自慢していいレベルなんだと思うんですよ。そんくらいなんだと思うんです。
だからそれを直に、肌で、感じたいのであれば今作を劇場で観に行って欲しい。


作品の内容はどんな些細なことを話してもネタバレになるので言えない。予告で分かる範囲で説明すると、今回のサノスが本当に強い、の一言であること。

これまでのアベンジャーズの敵は強さの程度あるけれど、追い詰めるってほどではなかった。ピンチはあったけれどどうにかなった。だってそれぞれのヒーローが単体で強いから。
それぞれがそれぞれのベクトルの強さを持っている。だからそいつにかなう敵なんてなかなか出てこない。
しかもこれまでのアベンジャーズという団体に挑んだ敵がやった攻略方法が、内側から壊す、ということ。仲違いさせたり、直接仲間同士を戦わせたり。全員で来られるとかなわないからだ。
でも今回のサノスとその仲間たちはどれも基本となる強さが今までの作品を観ても群を抜いている。
文字通りチーム対チームで真っ向勝負に挑んでいる。その上サノスの強さが本当に次元が違う。
次元が違うっていう言葉は日本の漫画とかだと、使われ出すとインフレの兆候のようで、一種の指標として使われる感じがする。
でもサノスの強さは本当に次元が違うのだ。

今までの古今東西の正義 対 悪という構図の作品においてこれだけ正義を圧倒する、そう感じさせる敵はいないと思ったくらい。
それを社会現象と化している映画シリーズの10周年記念作品で観れるのだ。


やばくね?(三度目の正直)


つまり何が言いたいかっていうと、みんなに観て欲しい作品であるということ。
この作品の次がホントのホントの集大成アベンジャーズ4なので(正確には間に2作あるけど)その前にこれを観て欲しい。観て色々感じて欲しい。


というか、、、、、



観てくれーーー!!!


次はアントマン&ワスプ!!
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