レッドラム

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのレッドラムのレビュー・感想・評価

3.9
サノスを見ていたら私の青春時代を思い出しました









あれは高校3年生のころ、当時の私はただただ暇で暇で毎日ゲームセンターに行き、UFOキャッチャーで見たこともないディズニー作品のグッズや知らないアニメのフィギュアを獲るとゆう不毛な時間過ごしていた



そんなある日ただ繰り返すだけの日々に嫌気を差した私は愛車のママチャリ(久子と呼んでいた)で行けるとこまで行こうと旅に出た



この久子とどこまでも行こう そして二人で見たことのない景色を見よう 温泉にも入り人生について考えてもみようと私は久子をこぎながらこれからの予定にルンルンしていた



3時間程度走っているとコンクリートのない田舎道を走っていた。



田舎とゆうのは道が整備されておらずジャリ道を進んでいる最中に(パアアン!!)っと破裂音が聞こえたが私はそのまま走り続けた。5分もしない間に久子の顔(タイヤ)はみるみるとしわしわになりやむなく私は歩きながら久子を押して帰ることにした。



想像してほしい3時間も走って結局なにもせずにトボトボと自転車を押して歩いてる男の姿を



夕方になり、半分泣いて歩いてるいると怪しい空気を無料で提供している駄菓子屋が見えた




お店の外観は 年期が入りすぎて黒くなっている木の柱、 店の外に景品の入っていないガチャポン、 のれん のインクがかすれているが かろうじて駄菓子屋と読める



私は自転車を止め、この妖気のただよう店に入ることにした。



中に入ると 明かりはついているが店員はおらず、奥からTVのような音が聞こえた。商品ケースに駄菓子は入ってなく、何故か角に小さなUFOキャッチャーが1台だけあり、



スティックタイプでレバーにトリプルキャッチャーのUFOキャッチャーの景品はどのようなものかというとぬいぐるみやフィギュアではなくガチャポンの箱に紙に数字書かれたのものが6個あった



UFOキャッチャーのお金を入れる場所の隣に【とれたら店員におっしゃってください。景品と交換します】と書かれた紙がある




私はお金を入れプレイしてみた(こうゆうお店のUFOキャッチャーってアームがメチャクチャ強くて景品とりやすい)っと友人の外山君が言っていていたのだ



私の動かしたアームはしっかり景品を掴み上に持ち上げ、簡単にゲットしてしまった。



大きな声で「すいませーん」と言い奥から老婆がやってきた



老婆の見た目は白髪で長髪 服装は長袖長ズボンで全身真っ黒 首にアクセサリー



私はツバを飲み込み取ったガチャポンを老婆に渡し、老婆はなにも言わずまた店の奥に行き30秒ほどで戻ってきた



「景品はこれです」老婆が初めて喋った。




そして景品を見ると指空きグローブに手の甲の場所に20cmほどのカギ爪さらに血の斑点が無数にあるものを渡された




普段なら(なんだこれwww)っとなっていただろうが怪しすぎる店からやばい商品が出てきたら怖くなる



とにかく薄気味悪かったので私は景品を自転車のかごに入れ、急いでその場後にした最後に老婆はイッヒヒヒヒっと笑っていたかもしれない



家に帰ったのは真夜中であった。私は寝室で例の凶器をはめてみた こうゆう中二病臭いのは普段バカにしていたが実際にはめてみると(これ付けとけば強いんじゃね?)と思えた。



私はそれからカギ爪を手に着けた状態寝る生活を続けていくようにした。



そんなある日私が家に帰ると部屋のどこにもカギ爪がないのである



私は必死になって探したが見つからず母親に聞いてみると「捨てた」と言われた



私が何故と聞くと「おまえあれつけて寝てると赤い色の絵の具が布団について洗濯するのにムカついて捨てた」と邪知暴虐の母親に言われた



私が血の斑点と思っていたものは実際には絵の具でおそらくあの老婆がわざわざ塗っていたのだろう



私がショックを受けている時に一緒にいた兄貴から「おまえその年でよくそんなアホなもん着けてられるなw」と追い打ちをして私は泣きながら部屋にこもった






サノスは子供がいるいい年のおっさんのくせにインフィニティ・ガントレットとゆう中二病なもんを腕につけている



しかし私はサノスを支持する



なぜなら男に生まれたからにはみな中二病になるのだから




あとでわかったことですがカギ爪はフレディのオモチャでした
レッドラム

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