Aya

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのAyaのレビュー・感想・評価

4.3
ちょっとショドショド食べるか、バスツアーでも見ないとやってられない。

私、ぶっちゃけアメコミヒーロー明るくないんですけど、そんな私ですら見る前から結構長い間、不安になったりドキドキしたりして、当日エキスポシティという西日本では一番大きなIMAXシアターという初めての環境、いいお天気、ユニフォームは前日にゲットしたユニクロマーベルコラボTという態勢にも関わらず、大変神妙な面持ちで劇場に向かい、映画館で見終わった人のネタバレを聞くんじゃないかと恐れをなし、もう顔面蒼白で挑んだのですが

この映画をみんな見てね!

と笑顔でプロモーションするキャスト陣に対して完全なる人間不信に陥りました。
※よく考えたら2本一緒に撮ってんだから演者に罪はない、と遅まきながら気付きました。

なのになぜか私の心に一番残っているセリフは

「ブタ街道まっしぐらだぜ!」

なのはなんでなん・・・


と、いうわけで、映画の内容ではなく、4/12に韓国にて行われたアベンジャーズレッドカーペットイベントになぜか行って来たのでその話をしますね!

注:長いです

大変、大変な思いをしたので、もしこれから韓国のプレミア行ってみようかな?!って人の参考に、そしてこんな珍事件を経験した自分のためにも書き残しておこうと思います。

日本にはスパイディことトムホくん来てくれたじゃないですか?
トムホくんて日本の前は韓国だったんですよ。

そして韓国にはなんとマンティス役のポム・クレメンティーフちゃん、ロキちゃん役のトム・ヒドルストン、Dr.ストレンジ、ベネディクト・カンバーバッチさん、そしてトム・ホランド君の4人集まるだと?!

と、この情報が大体イベントの1週間くらい前に出ました。

日本でもこのようなイベントには行ったことがなく、ましてや「レッドカーペット」という単語と時間、場所だけ読み取れるものの外国でのシムテムも全く知らず、完全に突っ走ってほぼ何もわかっていない状態で行きました。

運よく、一緒に行ってくださる方が見つかり、やったことないけど徹夜で並んじゃう?!それも含めてこのイベントを楽しもう!とわりとさっくりしたテンションで赴き、あわよくば会場の横の映画館でシン・ハギュンの新作映画を見てから、並びに行ったら・・・

その行列はなんと・・・次の日の18:40〜のレッドカーペットイベントなのにすでに6〜700人ほど並んでいるではありませんか!!

私は徹夜で並ぶんだからサインくらいもらえる位置に行けるでしょへへへへ、ぐらいのテンションだったため、この行列を見た瞬間に完全に心が折れました。

無理だよこの人数・・・もうトムヒとイケメンマネージャーのルークさんのハンサム2ショットが目視に入ればそれでいい、レベルまで目標ハードルは下がりました。

並ぶのは別に苦じゃなかったのですが、ほぼ動けない、というのが結構大変で、お手洗いや食事もままならず、拡声器を通して話される韓国語はマジ何言ってるかわかんなくて、途中半べそになり、多くの韓国人のファンの方に助けて頂き、前の日には絶対無理!と思っていたのですが、蓋を開けたらレッドカーペットの2列目の位置で見ることができました。

多分、並んでいた時間自体は22時間。
でもレッドカーペット自体は1時間以上やってて、ステージでのオープンインタビューは10分もなかったですw

開始が40分近く遅れたり、クイズコーナーわりと簡単なのにみんな答えられなかったり、レッドカーペットには英語アナウンスがついたので、韓国語と英語両方あればだいぶ楽でした。

ちなみに英国俳優3人の呼び方が日本と違いました!

トムホくん → トミー
ベネさん → ベニー
トムヒ → ヒドゥリ

でした!
韓国は名前の後ろにaかiをつけて愛称を作るのでみんなiが付いた形になります。

登場の順番は、ポムちゃん→トムホくん→トムヒ→ベネさんで、車でレッドカーペットにつけてさっとかっこよく登場!

ポムちゃんはやっぱり生で見るとめちゃくちゃ可愛いんですよ!彼女は韓国系のフランス人なんですけど、笑顔でファンに対応してて疲弊しきってるみんなも元気を取り戻して来ました!

すると元気玉!トムホくんは颯爽と登場して勢いよく私とは逆の列へサインしに行っちゃいました(T_T)
すごく元気で、何と言っても最初こそサインちょっとしてたけど、途中からほぼセルカ(自撮り)ばかり。
若さを感じました。
トムホくん衣装のコートも可愛かった!

そして次はロンドンプレミアではあまり調子の良くなかったトムヒ!
韓国では見た目も本人のテンションも絶好調でしたよ!
期待のイケメンマネージャールークさんも俳優やろ?!レベルでハンサムで、動線を全く把握してないトムヒは何回か間違った方向に行こうとしてルークさんにその場で指示されて、最後もいつものように連れて行かれてましたw

でもトムヒ、本当にファンサービス満遍なくて・・・トムホくんと同じ向こうの列でサインしてるから、えー!と思ったらこっちの列に来てまた端っこから順々にサインしてくれた!

そしてなんと!必死の私もサインをもらえたのです!!!

今回来てくれる4人のビジュアルをコラージュしたボードを作ったのですが、それに書いてくれた瞬間感激して「Thank you so much!!I love you!!」ぐらいしか出てこない始末w
英語はどこに行くにも大事だな、と思いましたw

あまりにもトムヒがゆっくりサインしてるから、大トリのベネさん到着してしまう自体にw
だから、トムヒとベネさんは大体近い場所でサインしながらレッドカーペットを進んで行く形になりました。

ベネさんはボルドーのスーツで喋り方や声のトーン、仕草までびっくりするくらいシャーロックのまんまでしたw
この人天才役が上手いんじゃなくて、ほぼ素がこのテンションか!と驚くとともに、ベネディクト・カンバーバッチ、という名前の長さから、1人サインするのにめちゃくちゃ時間かかるww

セルカを撮るときも「みんなで?」とカメラをもらった子に確認したり、ものすご丁寧で、かつ、あんな混沌とした中でちゃんと持ち主に返せるの地味にすごいと思いました。
あと、みんなそうですがハリウッドスターは持ち主よりスマホをスムーズに扱って写真を撮ってるのすごい。

後、これもシャーロックでネタとしてよく使われている「もっと背が高いと思ってた」はほんまにそうなんですww
特に今ベネさんグッと痩せてるし、トムヒがめちゃでかい(189cm)あるから並ぶとベネさんめちゃキャシャーンに見えました。

ベネさんは韓国に来たの初めてなので一番歓声が大きくて、でも名前長いから時間かかっても数はそんなにサインできてないっぽい感じでしたw

ファンは知っていることなのですが、トムヒとベネさんて昔から仲良しなんですよ。
だからトムヒは何度もベネさんに話しかけに行ったり、一緒にセルカ撮ったり、あわよくばベネさんが写真撮ってるとこに自分もスッと入って行ったりどんだけ好きやねん!と思いながらトムヒとベネさんとルークさんが一緒にいるからハンサムがいっぱいすぎて目が潰れるかと思いました。

で、ステージでのインタビューではトムヒ渾身の「サランへ」(愛してる)と韓国語で挨拶。
これ実は重要なんですけど、普通こういう場では敬語の「サランヘヨ」なんですよ。
それをタメ語で言ったのがみんな胸熱で「サランヘやって!超かわいい!」とめちゃ沸いてました。
教えた人グッジョブ過ぎるとしか言えない!

英国男子3人+フランス娘はみんなふわっとしてて、誰も梶取れる人いないんです。
だからインタビューも全体的にふわっとしてるし、最後にみんなで「カムサハムニダ!」と声を合わせてあいさつしたのですが、その前からトムヒがめちゃキョロキョロして「あれやるよ?あれやるからね!」とみんなをまとめようとしてたのですが、みんなわかりやすく「ん?」「あれね!うんうん!」とかいうやりとりしててw

なのに!!
現場のモニターではそのタイミングでなぜか観客席を映すという大きなミスが発生・・・言ってる姿見れなかった(T_T)
すごく綺麗に言えてたんで多分練習してるやろレベル。

ちなみにレッドカーペットに書いてある「アベンジャーズ インフィニティーウォー」の文字が間違ってて「インフィニッ ウォー」になってましたw

レッドカーペットの長さは70mということで最終的に並んでた人の4、5倍入れてたので多分3000人くらい観客はいたと思うのです。

長々とお送りしましたが、現地では会えなかったけど、日本から行った方も何人もいらっしゃったようで、あの過酷な環境とそのご褒美といってもいい至極のレッドカーペットを体験した日本人も韓国人も台湾人もみんな戦友です!
現地では他のファンとおしゃべりしたりもできてなんだかんだ楽しかった。

ぶっちゃけ何も知らずに突っ走ったけど、この過酷な状況を知った上で行くか?と言われたらかなり微妙ですが、ほんまに行ってよかった!と思いました。
一生の思い出だしもう2週間くらい経つのに魂がここから帰って来ていない状態で、この映画を見たのは大変大変なことになってしまった次第であります。
Aya

Aya