りす

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのりすのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

2018年45本目、4月3本目、劇場18本目の鑑賞

アベンジャーズシリーズ最新作


中々楽しめました
最近のmarvelを考えると世界観を広げることに終始していました
その1つの終着点が今作なのかなぁという印象です
そして今作は発表段階でインフィニティウォーpart1、part2というタイトルで発表していましたので終わり方は予想通りかなぁと、その点については多少の残念さもありました

まず、今作見てて良いなぁと感じた点はほかの作品へのリスペクトを随所に感じることです
エイリアンのネタやスパイダーマンのスーツなど様々な視点から映画界へリスペクトを払っているなぁと思いました

その他の点について何よりも今作の優れている点は仲間集めをする際にキャラクターについて掘り下げる描写が要らない点です

出てくるキャラクターは殆どが過去作に出ている人物です、特にそのキャラクターに対する説明などは必要ありません、これが一般の作品だと結構尺を使って行いますので間延び感を感じたりもするんですね、今作はそれがなかったです

そして沢山の登場キャラクターを使い分ける上で音楽をとても大切にしている作品でもありました
この点も好印象


広げに広げてきたアベンジャーズの世界観を縮める作品だった今作
偶然ではなく必然的に生き残っているのは初期アベンジャーズのメンバーです

そして、ドクター・ストレンジが見た未来における唯1つの勝利への道がこのラストを経由する道だったのでしょう
アイアンマンに対しての「こうするしかなかった」がそれを印象付けてるように感じます

そして、アントマンを出さなかったのはワスプとの作品を出してから次回のアベンジャーズに出演する為の伏線なのでしょうか

半分消せるのであれば半分生き返らすことも可能といった理論になってくるのかもですが、少しでも自分の予想から外れてくれる作品になれば良いなと思います
予想を裏切る作品ほど面白い作品はないと思うのです

そういった意味においてはある程度の満足感しか得ることは出来ませんでした
一方で次回作に対する期待感を養成してくれるような作品だったように思うので次に期待します
りす

りす