GUMI

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのGUMIのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

今年一番楽しみにしていたよ…!
張り切って仕事後にプチ遠征IMAX


放心…心臓の弱い方は御遠慮くださいの注意書きが必要では⚡

こんなにも終始失い続けるなんて。
開始10分程度で私の神推しソー様が哀しむ出来事から始まりすでに混乱し(思えばラグナロクでも彼の幼なじみ部隊、今回のロキとヘイムダル。総じてみんな呆気なく逝ってしまうよね…そしてヴァルキリーは実際どうなった?)、その後もめくるめく喪失劇に気持ちがついてゆけず、エンドロールでやっと事の重大さに気付き始めてシートに磔にされた気分に。えっ、これ公式なの???
お葬式かと思うくらい静まり返った劇場内。いつもこれくらいマナー良ければいい。


最速上映を観終わった方たちが軒並み北島康介(なんも言えねえ)になってたのも納得。
観終わった今となっては、観る前の自分に「アベンジャーズの約半分が消えちゃうよ」ってネタバレしても絶対信じないと思う。

既に単体の作品じゃないから単体としてどうこうは言えない私は。前から見届けることが目的で追い掛けてるじゃない。 架空の出来事でこんなにも胸がぽっかり空いてしまうのは今までたくさん与えられてきたからこそだ。こんな気持ちなかなか味わえない。やっぱりMCU最高だよ…月並みだけど、失って初めてわかるってやつですね。

「命に大小はない」だとか、何かあった場合はストーンを優先するとわざわざ断っていたストレンジの「こうするしかなかった」とか、「ワカンダ、フォーエバー」の台詞が象徴的。
ヒーローの原点ここにありといった感じで、目の前のものを救う本能こそがヒーローなんだなってアツい気持ちに。


一番の謎は かの男梅が何故にマインドストーンのあそこに居たのかということ。ストーンを得たプロセスも少し納得がいかないもんね…自分のことしか愛してない風にしか見えないサノスを突き動かす原動力の強さとは。最後の解き放たれたような笑みは一体何なのか。
いつもなら待ち遠しくなるあのフレーズ。今回ほど「○○は帰ってくる」にワクワクしなかったことも無いね。

違和感があるとしたら、ラグナロクでムジョルニアに頼らない強さを覚醒させたソー様が再び武器を得たこと。グルートとのコラボレーションという意味では良い武器なんだけど。トニーとスティーブ含めてどういう方向へ強くさせたいのか見方に迷うところはあった。


総じてショッキングな時間でしたが、やっぱり推しが一番カッコいい…とか呑気なことを思う隙はありました。
ソーものまね等のコラボならではのギャグは癒し…
アントマンがどういう方向から光を見せてくれるのか、アベンジャーズおじさんことホークアイはどのように見つめていたのか…一年後には4が観られるなんて、まだまだ生きるのが楽しくなることばかり。
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