このレビューはネタバレを含みます
ぁあああぁあまじか......まじかー......あーまじかー........
あんまりの衝撃にまじかー...しか出てこなくて、劇場から放り出された時の感情は、絶望、怒り、悔しさ。
まず開始５分ではい？？ってなったものの、次々ヒーローでてくるし私の大好きなGotG組も思ってたより早く登場したしソー生きてたし巻き返すやろって.......思ってたよ......ガモーラもネビュラたちが助けに行くんちゃうかとか...なのに最後まで捨てたくなかった希望を暴力的に捨てさせられるラスト......見たくなかったよスターロードやグルートが消えていく映像なんて......ピーターが苦しむ顔なんて......ほんと見たくなかった。
楽しいシーンもたくさんあった。くるぞくるぞ...と思ってるところに大迫力のNYでの戦い。キャプテン登場シーンめっちゃかっこよくて鳥肌たったし、「エイリアンっていう古い映画観たことある？」には立ち上がりそうになったし、タイタンでのめまぐるしい共闘もアツかったし、ワガンダのソー降臨ほんと神々しかったし。超素晴らしかったんだよ......
サノスは本当に無差別に人口を半分にしたらしい。ヒーローたちを皆殺しにしてからではなく、単純に当初からの目的を遂行した。美しい田畑の中で一息つく顔はまた彼も一人のヒーローであったかのような描き方で、「サノスは帰ってくる」とまで...これもまた私の慟哭ポイントで、自己中心的な悪だけの敵なら気持ちが簡単なのになんなんや今回のサノスは、ガモーラを実は愛してたって？大切な人を想い涙を流す？宇宙の均衡を保つことが願い？やめてくれ〜！悪には完全な悪でいてほしい、とくにこんなラストを引き起こす悪には！そうじゃないとこの話、ある種の信念とある種の信念とのぶつかり合いの結果の犠牲、そんな話、リアルすぎてショックが大きいよ.....キャラの消滅や絶望をリアルに感じてしまい虚無感が凄い。あー...私が好きだったヒーローは敗北したの？敵の振りかざす正義に敗北するの？しかもこんな、偶然の、1/2の確率のせいで？辛すぎる......やめて......
とショックを受けながら星５をつける......
次回作観るまで死ねない。希望は捨てない、1/2の確率に毎日勝ち続けないといけない。
サノスは宇宙のためにひとつひとつの生命を犠牲にするのは正義だと信じて力を振るった。キャプテンアメリカは生命の重みに大小はないと言った。私は後者を信じたい。1/2の確率で無作為に生命が消えるなんてヒーロー顔で言われてもそんな演出されても絶対認めねぇしアベンジャーズは必ず報復すると信じる。必ず次回作では生命に貴賎はないと証明してくれるって信じる。
そしてくそったれガーディアンズオブザギャラクシー、フォーエバー。
