へたれ

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのへたれのレビュー・感想・評価

3.5
良かったとこ1 整理されたストーリー
これだけの数のキャラクターを出して平等に見せ場を作りつつ、話も破綻させないってこと自体が、作り手に課されたハードル高すぎ。よくこんな難題に取り組めた。

良かったとこ2 サノスというまともな悪役
アベンジャーズというと、ヒーローたちの自業自得で窮地に追いやられるポンコツチームの印象が強かったけど、今回は悪役の目的にブレがないので、プロットが脱線せずに楽しむことができた。サノスを演じたジョシュ・ブローリンは、ほぼ顔だけの出演だと思うけど、実質今回の主役は彼。

ダメだったとこ1 単調な展開
やってることは終始ビデオゲームのような宝玉集めなので、2時間半かけてみるような話ではない。ラストも、先々の公開予定が決まってることを思えば額面どおりに受け取る人がいるとは思えないぐらい白々しいクリフハンガーだし、次は誰を登場させるかという顔見世興行の域は出なかった。

ダメだったとこ2 キャラかぶり
さすがにこれだけ登場人物がいると、似たようなキャラが被ってくる。ルッソ兄弟としては重苦しい話にジョークでクスッとさせたかったのだろうけど、トニー・スタークとピーター・クイルみたいな似たような軽口を叩く組み合わせは、キャラの潰し合いになってた。
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