ゴン

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのゴンのネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

初日から3日連続で鑑賞。
今回は全てがネタバレになってしまいそうなので、未鑑賞の人に感想を言うのが難しい。

想像以上にサノスが主人公の石集め物語だった。
ヒーローにスポット当てるというより思い切ってヴィラン映画にしてみたのは素晴らしい舵取りだ。
地球だけでなく、宇宙でも複数グループが別に行動しており、同時に並行して話を進め、最後のバトルに繋がる感じ。
テンポも良く、流れを切らないような音楽チョイスもあり150分なんてあっという間。

主人公サノスは明確な志の元に行動しており、その野望は宇宙の資源には限りがあるので、全生命の数を半分に減らすこと。インフィニティストーンを6つ集めて指ぱっちんするのが夢。その中でヒーローが少しずつ関わってくるという流れ。

オープニングから地球へ向かっていたアスガルドの船が全滅、ソーボロボロ、ハルクがタイマンで完敗、ロキ、ヘイムダル死亡など絶望感が半端ない。
そこからは初対面のキャラ同士の掛け合いや共闘、ガーディアンズ組を中心にギャグを挟みつつ展開。
ガーディアンズとスパイダーマンいないとシリアスすぎてDCユニバースみたいになってたかも。
あと、地味にレッドスカルが生きてるのは驚いた。
ブラックオーダーは思ってたよりは強くなく、エボニーマウ以外ほぼセリフもなかったが次回作でまた帰ってくるのかな。
一方で主人公サノスは終始最強でどうやったら死ぬんだこいつ。

誰もが鳥肌立ったであろうキャプテンお帰りなさいからの援護シーンと覚醒ソーの救世主シーンはやばい。
メインテーマ流れると何回見ても泣きそうになった。

アクションも割とみんな見せ場があったが、規模がデカイ戦争だったので、マーシャルアーツを得意とするキャプテンやバッキー、ブラパンあたりは少し活躍が難しかったかな。
でも、ブラックウィドウとオコエは女性枠で見せ場あり。
株が上がったのはソーとストレンジ先生。
アイアンマンとスパイダーマンはさらにハイテク仕様になってて技術の進歩スピードの速さね。
ホークアイとアントマンは結局出て来ずで残念だったが、次での大活躍に期待!

今回は半滅エンドでマジお葬式みたいな雰囲気で劇場を去ることになるが、あそこからどうやって逆転するんだろうと一年間考える猶予があるのもまた楽しさの1つ。
リアルタイムで帝国の逆襲を見てる的な。

大迫力のアクションシーンが必見
なのはもちろんのこと、ハリウッドを代表する超人気一流キャストが一同に会する豪華ぶりは見て損はない。
やはり、キャラが多いので予習は必要で、できれば全部推奨。
現代の最高エンターテイメント映画だと自信を持って言える。
ゴン

ゴン