ひろ

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのひろのレビュー・感想・評価

4.5
「アベンジャーズ」としては3作目、「マーベル・シネマティック・ユニバース」としては19作目となる、ルッソ兄弟が監督を務めて製作された2018年のアメリカ映画

今までの作品で暗躍してきた最強の敵サノスとついに直接対決。しかし、アベンジャーズはバラバラになったし、一体どうなっちゃうのっていう作品。サノス強すぎ!アイアンマン、スパイダーマン、ソー、ハルク、ドクター・ストレンジ、キャプテン・アメリカ、ブラックパンサーなどの最強ヒーロー達。笑っちゃうぐらい強いサノス。なんだか自分なりの正義を掲げるサノス。強いのが正義!というならサノスは正義かもしれない

今回は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のメンバーが合流するのが楽しみだった。マーベルの中でも異色のノリの軽さ。最強の敵と戦う話の中にどうやって入るんだと思って見たら、期待を裏切りません。ソーとの絡み、スタークとの絡み、彼らと絡むと笑いになってしまう。でもちゃんと魅せる所は魅せる。反抗期のグルートとアライグマのロケットとソーの組み合わせが最高だった。シリアスな展開の本筋を無視するガーディアンズはやっぱり面白い

「アベンジャーズ」の楽しさはやはりヒーロー大集合ということに尽きる。各キャラクターが単体でも映画を製作しているにもかかわらず、みんな集合して戦うんだから面白いに決まっている。それが簡単ではないのは確かだ。主演級の俳優ばかりなので、各キャラクターの持ち味を作品内で出さないといけない。あまりにも増えたキャラクター達をそれぞれ活躍させる脚本なんてかなり難しい。微妙に活躍していないキャラもいたりする。まあこれだけいたら仕方ないだろう

ヒーロー大集合は最近日本でもよくやるけど、個人的にはドラえもんとハットリくんとパーマンが共演した映画とかウルトラ6兄弟が揃った映画以来の興奮だ。協力して戦うのってなんか楽しいんだよなあ。個人戦より団体戦が好きなのかな。アベンジャーズの楽しみ方は人それぞれだけど、団体戦の魅力を楽しめるのが個人的には好きだ

キャラクターが多すぎて豪華キャストについて語ってたらきりがないので割愛させてもらうとして、俳優陣も歳をとってきたように感じる。そろそろシリーズに一回区切りをつけないといけないだろう。今回はネタバレになるから話せないがとんでもないことになる。いよいよ「アベンジャーズ」はクライマックスへ向かっている。最強の女性ヒーロー「キャプテン・マーベル」も上映予定だし、「アベンジャーズ4」が楽しみすぎる。今作は次作へ繋ぐ作品としたら完璧に近いと言ってもいい出来だった
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