BiBi

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのBiBiのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最初の鑑賞から2ヶ月以上が経っていますが、初めて観た時の、映画館でぶるぶる震えた記憶が鮮明に残っています。震えたというのは本当にもう、いろんな意味で。未だに、衝撃の展開を引きずっています。

何から書いていいのかわからないけど、それぞれ個性の強いメンバーたちをよくあんなにも自然に出会わせたなぁと。合流するだけで2時間かかるんじゃないかと思ってたので、作りのうまさに感嘆。

これまでの18作品の集大成として、ラストへの序章にふさわしい、本当に目が離せない展開。ここに来てアベンジャーズの完敗という絶望を突きつけられるとは、思ってもみない。そんな意味で期待を裏切る制作陣の勇気に拍手を送りたい。

笑って泣いて、とにかく感情が忙しく、ものすごく入り込んで見てたのでとても疲れた。。序盤、ロキが殺され絶句。オープニングであの場面を見せられるとは。地球に戻っては、トニーとドクターストレンジの歯車の合わなさと、宇宙に飛んではガーディアンズの面々に笑わせてもらったし、ビジョンとワンダの絶体絶命の場面ではキャップの登場で涙腺崩壊。
ガモーラとサノスの、奇妙な愛憎で結ばれた絆には胸が痛かった。彼女を想うピーター(クイル)が作戦を忘れ心を乱してしまうのも、人間らしさの現れ、誰も責めることは出来ない。完璧ではない人物がいるからこその、この世界観だよなぁと。マーベルのそういうとこがやっぱり好きなんだ(泣)

宇宙にネビュラと二人きり残されたトニーが心配です。でもアイアンマン初期の頃に比べたら、トニーのヒーローとしての成長は感慨深い。今回のアイアンマンは本当にかっこよかった。
他のどの組み合わせも面白かったけど、ソーとロケット(ウサギ)とグルートの3人がベストすぎるタイミングで地球にやってくるシーン最高だった。反抗期のグルートもすごくがんばってた!!
仲間も人類も半分になってしまったけど、これから先どうなるんだろう。ひとつだけ道があると言ったドクターストレンジは、タイムストーンをサノスに渡すということを選んだ。奪われたのではなく渡したことに、大きな意味と希望があると信じています。

絶望を突きつけられた今作だけど、やっぱり大好きなんだよなぁ、MCUが。思えば何も知らずにアベンジャーズを劇場で見たのが2012年。それ以来このシリーズのファンになってよかったなぁと思った。18作品すべてが伏線だったなんて、こんな映画はない。そして、こんな映画が作れる技術のある時代に生まれてきて良かった

個人的ベストだったシーンは、『I am Groooot!!!』と言いながら戦ってるグルートに対して、『I am Steave Rogers』と戦闘中にも関わらず丁寧に自己紹介し返したキャップ。好きの塊でした♡

来年、また心を震わされることを期待して待ってます!
BiBi

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