緑青

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの緑青のネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

うええええ辛い辛い辛い。
アベ4で収拾されることはわかっていながらあまりにも辛い。
最初から最後まで2分おきくらいに最高のシーンと絶望が繰り返されて終わる映画、しんどすぎてかえってハイになっている。
シビルウォーで地獄を見、ホムカミで希望を貰い、IWで絶望を知った。

この映画の凄さは、ここまでMCUを観てきたすべての人の心に喪失感を与えたところだと思う。どのヒーローのファンであっても今回の展開は衝撃であるように作られている。ソーからロキを奪い、スティーブからバッキーを奪い、トニーをひとりにし、あの場にいる全員が大切なものを失った。サノスですら。

サノスを救わない限りこの物語は終わらない。おそらく彼は、近い将来地球に迫る危機そのものとしてキャラスタライズされている。なぜ彼は恣意的に生命を半分に減らすことを「救済」と考えるまでに追い詰められたのか、それを解かないと何度でも彼は蘇る。何度でも。何度でも時を戻して、彼の根本を理解しないと…。

「ひとつだけ」でも宇宙が救われる道がある。命の重さは同じである。つまり誰もが救われるエンドがあるということですよね?ですよね?!信じてるからな制作陣!!!!!!!

来年5月までは、意地でも生きる。
緑青

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