つるみん

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカのつるみんのレビュー・感想・評価

5.0
【各々の正義の先に見える物とは】

初日IMAX3Dで鑑賞。
後日新宿MX4Dで鑑賞。

ごめんなさい。減点する理由が見つかりませんでした。次回作への期待点として−0.2くらいが妥当だと思っていましたが、断言します。MCU最高傑作です。

これだけの人気キャラクターが出演しているとなると人それぞれお気に入りのキャラクターというものを少なくとも僕は選びます。しかし本作品は選べません。選びきれないのです。
それほど完璧に仕上げてあり尚且つそれぞれキャラクターの個性を100%出し切れていました。


今まで〝豪華〟な映画というのは沢山作られてきました。〝エクスペンダブルズ〟此間の〝BvS〟など例にあげれば出てきます。しかし本作品は決定的に違う点があります。それは話の軸がしっかりしていること。これだけの豪華メンバーを集結させるともなると普通は話をすっぽかし「なぜ、こいついきなり出てきたの?」、「完全キャラを入れ込んだだけ」など実質文句をつけるところはあったのですが、その文句の付け所もない。次々と出てくる豪華メンバー達に対して尊敬の意が見られる話の伏線。

特に今回は予告編で多くのファンが興奮したであろうブラックパンサーとスパイダーマンの登場。超豪華なメンバーだけあってスペシャルゲスト的な登場かと思えば安心して下さい。大活躍ですよ。


さてスーパーヒーローという超人的な力を持つ人達。問題の核心は〝正義〟まさに今回その核心に迫りに迫っていました。そして、しっかり〝キャプテンアメリカ3〟としての映画である事を言っておきます。アベンジャーズの中でも一番〝正義感〟のあるキャプテンアメリカ。だからこそただ単にヒーロー映画で終わらずヒューマンドラマとして見ることも可能なのです。

そして何と言ってもキャプテンアメリカとアイアンマン。相対的な性格の2人が遂に全面対決。各々が持つ〝正義〟の違い。そこに本作の軸が存在していました。


この時代に生まれ映画館に行って見れる事が何よりの幸せ。映画は元気の源であり精神の治癒効果もあると思います。是非、映画館へ!
つるみん

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