山本

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカの山本のレビュー・感想・評価

4.5
正直マーベル舐めてた。超人の存在そのものが悪を呼び寄せてしまうという苦悩(ダークナイト)、戦闘で市民を巻き込んでしまうことへの責任(マンオブスティール)、自警団を公的に管理しようとする動きとそれへの抵抗(ウォッチメン)、ヒーローの分裂(BvsS)と、DCは正義が正義であり続けることの困難を描き続きてきた。マーベルはそのすべてをこの一作にぶちこみやがった。シビル・ウォー(南北戦争)というタイトルも納得だ。キャラの立て方や見せ方も上手いし(空港の戦いのアツさはヤバかった)、脚本も筋が通っているし(キャップとトニーが戦う理由もハッキリしてる。BvsSはたがいに勘違いで戦っていた)、パーフェクトによくできている。マジで劇場で見ておきたかった。ワンダーウーマンもアレだったことだしDCには猛省を促したい。
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