ぴあ映画生活さんの試写会に当選！！
映画研究部でマーベル初心者の友達と鑑賞！！
(ぴあさん、ありがとうございます！！)
<ヒーロー映画×ブラックカルチャー>
国王である父を失い、王位を継承することになったワカンダ国の王子"ティ･チャラ"
国の特産物であり、危険な力を秘めた鉱物"ヴィブラニウム"を守るため、世界規模の驚異と戦う彼は、ある人物と出会ったことで、父の隠された過去を知ることに...。
Welcome to ようこそ ジャパリパークw！
(本作と｢けものフレンズ｣に一切の関係はありません。ジャバリ族は登場します。笑)
｢ライオン･キング｣と｢007｣を足して割ったような独特な世界観が印象的で、まだ、こんな作品つくれるのか？
と驚かされる、未だかつて観たことのないヒーロー映画でした！
ついに、ヒーロー映画にもアフリカ系の時代が来た！
と言わんばかりに、
さらっとではあるけれど、
黒人問題についてもテーマのひとつとして描かれていて、そういう意味で歴史に残るヒーロー映画といえるのかもしれません。
ワカンダ王国という大自然で繰り広げられる序盤から、いつのまにやらスパイアクション的展開になる本作。
単独の作品としての面白さは、
他作品と比べると個人的には地味に感じてしまいましたが、扱うテーマがよいため、｢アナと雪の女王｣の様にブームになり易そうな映画だとも思いました！
また、マーベルファンにとっては、
これまで謎の多かった"ヴィブラニウム"について、ある程度、明らかになるところにも注目！！
｢マイティソー3｣ほどのサプライズや驚きの展開はなかったですが、
逆にその点が初心者でも見易い作りになっていて、実際、初心者の友達もとても満足している様子でした！
そして、
前評判から聞いていた通り、
悪役が魅力的で、むしろ主人公より彼の方がクローズアップされているといっても過言ではないストーリー！
彼のエピソードが本作の肝で、
アフリカ系の人々が抱える苦難を象徴していようにも思いました。
少しネタバレかもしれないので、
このあと、要注意！！
(嫌な方は読み飛ばしてください。)
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鑑賞中は、あまり感じませんでしたが、
見終わった後、
よくよく考えてみると、
今回の主役"ティ･チャラ"vs宿敵"キルモンガー"の構図は、
まさに、"キング牧師"vs"マルコムX"と言えるものだったかもしれません。
非暴力的で、平和的な協調策を考えるティ･チャラに対し、攻撃的で武力で解決しようとするキルモンガー。
また、ラストでスピーチをするティ･チャラの姿、幼少期の経験がトラウマになっているキルモンガーの描写は、
それを彷彿とするものでした。
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ところで、
話は変わりますが、
今回の試写会、実は吹き替え版の上映でして、ヒロインの声をももクロの"赤"でお馴染み百田さんが担当しており、正直、全く期待はしていなかったのですが、意外と違和感はなかったです！
(字幕がいい人は、そちらでいいとは思いますが。笑)
そんな、百田さん。
実は今回の試写会後、舞台挨拶として、登場してくださいまして、色んな事を語っていらっしゃったので、今回、来れなかったモノノフの方たちのために、一応メモを...！笑
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百田さんによるコメント
吹き替えの大変だったところ
･百田さん演じるシュリが発明道具を紹介するシーンは、オーディションでも使われた思い出のシーンだったんだとか。
ちなみに、専門用語だらけのため、めちゃくちゃ苦戦したそうです。笑
･終盤に訪れる戦闘シーン。
ここでは、長きにわたる収録のため、疲れてしまい、変な声を出しすぎて、NGを出しまくったんだとか...。
韓国でのプレミア
･韓国で行われたプレミア上映では、日本代表として参加したそう...。
主演の方に｢You is...｣(←文法グチャグチャ。笑)から始まる英語で、仕事を労う言葉を言うと、｢...Yes｣と優しく答えてくれたそう。笑
もし、発明道具を作れるなら？
･百田さん曰く、一度会った人の顔を覚えるのは得意だけれど、名前や年齢などの情報を覚えられないのが悩みなんだとか。(←特にファンの方に対して。)
もし、可能なら、そんな情報が一瞬で分かるイヤリングが欲しいとのこと。
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というわけで
最後は、そんな百田さんの掛け声で、
会場一同、"ワカンダフォーエバー"と叫んだわけですが(←超シュールw)、
なにより、前方の席で目を輝かせて、百田さんを見るモノノフさん達のステキな笑顔が、
特に思い出深かったです！！
これで、おそらくモノノフのみなさんも、マーベルのファンになりましたね。
マーベルのマーケティング恐るべし...。笑
上質なエンタメ作品でありながら、
深いことも考えさせられる今作。
ぜひ、マーベル作品を観ていない人にこそ、観ていただきたい新たなヒーロー映画の名作でした！
参考
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%A2
マルコム・X - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%A0%E3%83%BBX
(とはいうものの、彼らについて詳しく知っている訳ではないので、もう少し勉強します。笑)
リブート版『ファンタスティック・フォー』俳優、『ブラックパンサー』悪役は「再挑戦」 ― アメコミ映画へのリベンジ語る | THE RIVER
https://theriver.jp/mbj-bp-villain/
(キルモンガー役のマイケルさんは、実は以前にもマーベル映画に登場していました！)
ももクロ・百田夏菜子の吹き替え版！『ブラックパンサー』本編映像
https://youtu.be/3Myiboxj47U
(正直、この動画を見たときは、ちょっと不安になりましたが、キャラクターの設定的には、意外とハマリ役でした。)
ももクロ・百田夏菜子「ブラックパンサー」で海外プレミアデビュー！ : 映画ニュース - 映画. com
http://eiga.com/news/20180206/13/
(百田さんが韓国に行ったときの記事 )
2018/4/21 追記
｢.../インフィニィティ･ウォー｣公開に合わせ、あらすじに見出しを追加しました。
