カッコイイ予告を見てから公開をとってもとっても楽しみにしてて、映画の日だし休みだし行くしかない！と思って朝一で観てきました。気合い。
伝統的なアフリカンカルチャーと新しいハイテクノロジーが混ざった都市、重厚感のあるカーチェイス、戦闘シーン、最高にシビレました。全員頼もしい…みんな強い。
あとは、キルモンガーがどうして憎しみを持って敵対しているのかというのが伏線を回収するようにしっかりとわかって良かったと思います。
政治的な描写も強いと感じました。アメリカ人は…とか白人の男、とか差別的にもとれるフレーズにちょっとドキッとしたり。
それよりも国王ごとの考えがそれぞれ違うこと。ティチャカ国王は自国を守る為、閉ざされた国としてワカンダを築いて行き、ティチャラ国王は、お父さんの意思を守る為にというので閉鎖的にしていたと思います。でも決して頑なでなくて、お父さんの過ちを知り自国だけでなくて他国にも目を向けていました。(決闘の相手や瀕死の他国民にも慈悲を与えてたから、自分だけが良ければいいという気持ちはないんだと思いました)
キルモンガーはただ覆すのではなく、決闘をし、きちんと国王になってワカンダの資源を武器として他国を脅かそうとしていました。それもキルモンガーの過去を知ることで何故そのような政略をとろうとしたか説得力が増すような気がします。
2時間半、クールなだけでなくてメッセージ性も強くあったと思います。ワカンダは架空の国だけど、自分が知らないところではアフリカ諸国と世界の問題があるのかな？ともおもいました。最後の国連のスピーチとかリアルだったし。
後は安定のスタンリー。
ワカンダフォーエバー卍
