ヒーロー「ブラックパンサー」の映画というより、「ワカンダ国王」の映画という印象。なので、世界を守るという感じではなく、意外と話としてはこじんまりしてる。
まずは、アフリカのワカンダ国は世間に隠れて、超ハイテク国家だった!という設定がワクワクする。しかも出てくるテクノロジーも、民族衣装にとけ込んでいたりと、かなり新鮮で楽しい。
性格良し、力もある、財力もある主人公に対して、どのやうな成長物語を展開すると思ったらするかと思ったら、
国をどうするのかという国王の成長物語にしたのは、意表を突かれた。
演出としてうまいなーと思ったのは、同じシーンだけとある事情が分かると違う見方になるという。これはうまかった。ネタバレなのでシーンは言いませんが
クリードの監督ということで、傑作を期待したが、おしい!という感じです。面白いですが。