たっつぁき

ブラックパンサーのたっつぁきのレビュー・感想・評価

ブラックパンサー(2018年製作の映画)
4.2
正義と悪ではなく、プライドと国の未来を懸けた男の闘いが熱い。

様々な魅力的なキャラクターによって成り立つこの映画だけど、やはり語る上で外せないのが今回のヴィランであるキルモンガー。見る前は『陛下万歳‼︎僕もワカンダ国民になりゅ〜』とか思ってたのにいざ本編が始まると完全に彼に持っていかれてしまった。ブラックパンサーに対峙する名悪役であると同時に、自分の中では彼もまたヴィランの枠に収まらない今作を構成する主人公の1人として捉えてしまう。

ストーリーに無駄は無いものの、若干のもっさり感があるため合う合わないはあるかも。あと集合恐怖症にはキツいであろうシーンがあるので勧める人を選ぶのが残念。でもMCU知らなくても楽しめる映画だと思うので是非色んな人に見て欲しい作品。