ワカンダの衣裳、風習が目に新しくてとても楽しかった。ストーリー自体は古典的王位継承のお話。決闘の勝者が王位を継ぐ掟ってことはあそこは腕っぷしが強い人しか国を統治できないんだな～。おまけに独裁できちゃうし。法律ないのか。周りに強い女性、賢い女性たちを配置してごまかしてる（というと言葉が悪いですが）けど、ゴリゴリのマッチョイズム王国ではないか。全体的にポリティカルを意識した内容になってるからこそ余計にそこが気になった。一般市民は完全にモブだし。民のための王！みたいな部分も見たかったな。
アクションに関しても、ブラックパンサーだけの新しい何か！みたいなの、私は感じられなかったなあ。ヒーローとしてルーキーであるという部分ではトムホスパイディの方がキャラが立ってるし、メカニックに支えられパワードスーツを着なくちゃ超人になれないという設定もアイアンマンが居るし、特出した何かと言えば‥特殊な国の王であるという部分かなあ。これからそこが際立つようになるのかなあ。
