むくむく

ブラックパンサーのむくむくのネタバレレビュー・内容・結末

ブラックパンサー(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

よかった!
最近涙もろくなったな~と感じた作品。三ヶ所くらい泣いた。
女たちに支えられ、国王の自覚を固めてゆく主人公が好印象。
ワガンダの美しさを見せる姿にじんわり来た。この二人は従兄弟だったんだ。
ブラックパンサーの立姿は文句なしに美しくかっこよかった。CIA のロスさんがぽやっとしていていいアクセントになっている。既出のキャラだったんですね。
各キャラクターも奥ゆきがあってよかった。ティ・チャラを一旦見限ったウカビ、彼は一族を思って膝を折った。あれもリーダーの姿だった。
アクション・戦闘シーンもカーチェイスもそのあたりに疎くて乗れない私でも前のめりになれた。
何より長さが全然感じなかった。あっという間だった。胸に来るシーンや言葉も多く、特に国王の演説には感じ入った。

賢者は橋をかけるが愚者は壁を造る。

誰のことかしら(^o^;)

でも私が勤めている会社もどんどん壁を造っている気がする。

私が全然シリーズ知らないで一番損したのはオマケ映像。
それ以外はファンには劣るだろうが、素直に没頭できた。

新しいワガンダの繁栄を祈ります。
かれらの選んだ道を無にしない世界でいられるよう、襟を正す気持ちです。