パルクールな奴

ブラックパンサーのパルクールな奴のレビュー・感想・評価

ブラックパンサー(2018年製作の映画)
3.0
「賢い者は橋をかける 愚かな者は壁を作る」
劇場まで観に行った初マーベル作品!

ストーリーはティチャラ王子(チャドウィック・ボーズマン)がワカンダ王国の資源「ヴィヴラニウム」を狙うキルモンガ(マイケル・B・ジョーダン)達と闘う!

マーベル作品ならではの画が綺麗でワカンダの朝?夕方?の風景に引き込まれる。

ワカンダ独自がヴィヴラニウムのおかげで進化出来てるのも理解は出来るし資源で作られた武器や兵器などに興味を持つ所があった。
音楽の付け方が上手いのでカーアクションは盛り上がった。

しかし主人公であるティチャラ王子が先祖を想い、国を想い、民を思う人間味のない完璧な人間キャラクターで付いていけなかった。

ヒーロー故の「葛藤」シーンが無く、たんたんと進んでいたのでマーベル作品としては暗黒期に入ったかなと思う(監督が厳しいかな)

ブラックパンサーとしてのアクションが少なく少しガッカリ😞

最初の夜戦では背景と合わさって何をしてるのか理解しにくく、マシンガンのフラッシュで目が疲れた。

国とヴィヴラニウムを支配しようとするキルモンガの方がちゃんとした目的や自分の想いをぶつけれてるので個人的には好き(^_^)

キャスト達は全員役に入れて素直に観れた。
メッセージ性が強いのは理解出来たが、ティチャラ王子の恋愛や個人の話などが表せれてないから辛い。