2018年最初のMCU作品。
アベンジャーズ/インフィニティウォーの直前の作品だが、あまり影響がなく1話完結でファンじゃなくても気軽に見れる映画。
黒人が主役のヒーローってなかなか無かったので、すごく新鮮で白人がほとんどサブキャラになっていたのも良かった。
冒頭から伏線を張っていて、それをキチンと回収するのが非常に上手かった。
主人公のブラックパンサー/ティ・チャラは『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』の時とは違い感情豊かなキャラになってて馴染み易くて深みが出ていた。
なにより、悪役であるエリックキルモンガー が非常に素晴らしいキャラクターで、ただの悪役とは言えないなんともいえない名キャラだった。
そのキャラの動機や感情も非常に共感できる。
一方、武器商人のクロウはキルモンガーとは真反対の悪党でキャラ的にも悪役らしい悪役で大好きになった。
思ったよりアクションが物足りないと感じてしまったけれど、どちらかと言うとストーリーメインな話だったのかもしれない。
インフィニティウォーへはほとんど繋がりはないが、ブラックパンサーを観ておけば感慨深いところは必ずしもあるとおもう。