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ブラックパンサーのヴァンダムのレビュー・感想・評価

ブラックパンサー(2018年製作の映画)
4.3
最近体調が悪くて感想をサボり気味だったのですみませんでした🙇
体調が少しずつ良くなってきたのでだいぶ溜まった映画の感想を消化していこうと思います!

マーベル映画最新作でヒーローブラックパンサーでありワカンダ国の王でもあるティ・チャラの活躍と王としての葛藤を描くヒーローアクション超大作❗

正直最近のマーベルは面白いけどクロスオーバー要素が強すぎて若干冷めてきましたがこの作品は公開前から凄く楽しみにしていて期待値高めで観ましたが最近のマーベル映画では一番好きでした( ´∀`)
監督のライアン・クーグラーは僕の人生ベスト映画の一本の「フルートベール駅で」を撮った監督なので絶対にやってくれると思ってましたが期待値以上に面白かったですよ( ;∀;)

確かにアクションは暗くて見辛いし思ってたほどフレッシュなアクション演出もなかったけど、それ以上に脚本が素晴らしいしキャラクター達がみんなキャラ立ちがしっかり出ていて好きなキャラばかりでした( ´∀`)

主人公ティ・チャラはワカンダ国を愛してるが世界を変える力があるのに、世界の問題を見て見ぬふりをするのが良いのかを悩み苦悩する姿や、愛する国と尊敬する父の秘密がまさしく世界の問題に関わろうとしなかったことによって引き起こされた悲劇で最近のマーベル映画の中でも一番哀しいなシーンが多かった印象(´;ω;`)

特に悪役のエリックは凄まじいカリスマ性と哀しみそして弱さがあり歴代マーベル作品の悪役の中でもダントツにカッコいい悪役でした( ;∀;)
彼は確かに殺人マシーンなんだけどそこにはワカンダに愛するものを奪われ全てを否定され何も残されなかったエリックの哀しい復讐にメチャクチャ感情移入しましたよ(´;ω;`)
こんなにカッコ良くて哀しみに溢れていてここまで血が通ってる悪役は今までアメコミ映画にはいなかったと思うし正直彼に感情移入しまくって観ていたのでワカンダが憎かったですよ(*`Д´)ノ!!

陰と陽のティ・チャラとエリックは似てるけど違い分かり合えるのに罪悪感と憎しみで許し合えない二人が死闘の果てに最後に交わす会話は互いを理解し許し合い自分を解放する姿は非常に切なく哀しく美しかったです(;ω;)
ラストで二人は兄弟になれたんだなぁと思ったら号泣しました😭😭😭💦

ラストはティ・チャラが悲劇が起こった場所で幼いエリックに似てる少年に声をかけるシーンが非常に優しさと希望に溢れていてここでも泣きましたよ( ;∀;)

確かに文句なしではありませんがこれはヒーロー映画でありつつも若き王が真の王になる一歩を踏み出すまでを描いた成長譚として観るとよりグッときましたよ( ;∀;)
マーベル版バーフバリ的な楽しさもあって個人的には大好きな映画でした( ´∀`)
最後にワカンダフォーエバー❗❗❗❗❗
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