このレビューはネタバレを含みます
「ワカンダフォーエバー!」
アフリカ部族的な儀式、服装、音楽、踊りとハイテク武器やアイテムが、こんなに相性が良いなんて!
オコエ様の「銃?時代遅れね」のシーンがカッコよくて妙に印象に残る。
敵キャラも魅力的かつ行動原理の正当性が一貫している。
崩壊とか殺戮だけが望みなわけではなくて、ワカンダ出身で外の環境で育った彼から見えた「不条理」を理由に戦っていた。
そしてそれを超えたティチャラにこそ、先代のどの王にも出来ないあの決断ができた。
守り抜いてきた、卓越した技術によって他国の弱者を守るか、自国の民を守るか。
あの決断をしたティチャラが本当のヒーローであり、王。