ぬーたん

ブラックパンサーのぬーたんのレビュー・感想・評価

ブラックパンサー(2018年製作の映画)
2.5
『アベンジャーズ』を超えた興行成績。
黒人のヒーロー、監督も出演者の多くも黒人という今迄にない設定。
ワカンダ国という最強の武器と最新テクノロジーを持つ国。
ワクワクしたが…。
主役をチャドウィック・ボーズマン。
『42・世界を変えた男』での好演を思い出す。
つぶらな瞳が善良そうに見える。
デンゼル・ワシントンが交換留学費用を出したと書かれている、デンゼルって私生活も立派で非の打ちどころがないわあ。
対抗する悪役キルモンガーをマイケル・ジョーダン。
憎たらしい役だけど、かっこいい。
ただ、悪役と言うよりは復讐に燃える男であって、冷酷さがどこかしっくり来なかった。
そして体の模様が怖すぎた。鳥肌。
私は集合恐怖症なので、これは直視出来なかった。
肝心の戦闘シーンも、裸だから当然見れずに、薄目或いはメガネずらしの術で対応。映画館でなくて良かった。
今迄観た中で最強の集合恐怖症泣かせの作品。
ブラックパンサーを助けるのは女性たち。
坊主で長身。首長族のような首飾り。
槍の使い手。とにかく強いし愛国心が半端ない。
高僧のズリにフォレスト・ウィテカー。
この方のコリスちゃんのような目は可愛らしく、大きな体で気の優しい役はぴったり。
でも顔の模様がまたダメで…。
アフリカのあらゆる種族が顔にペイントしているが、その中でも特に苦手なものを参考にしているのか、私の恐怖症以前にセンスがないよ。
唯一の白人、CIA捜査官のロスをマーティン・フリーマン。
『ファーゴ』『シャーロック』でお馴染み。
飄々としている名脇役。
設定はちょっと不自然な感じ。
すんなり溶け込むのも、あれ?
世界観や、映像など良く出来ていたが、ストーリーは先細りの感があった。
ラストも…。
何より、とにかく後半はこの恐怖症のせいで、鳥肌が立ちっぱなし。
観終わって、即消去したわ。
個人的不快感で☆2.5が精いっぱい。
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