TatsuoMiyamoto

ブラックパンサーのTatsuoMiyamotoのレビュー・感想・評価

ブラックパンサー(2018年製作の映画)
4.0
再鑑賞
アフリカのワカンダ王ブラックパンサーの話。時代背景的にはフェイズ3突入の第一弾シビルウォーの後です。

前ワカンダ王がテロ攻撃を受けて亡くなり、王位を継ぐことになったティ・チャラが真の王となるまでの成長を描く。

ワカンダ国はヴィブラニウムと呼ばれる鉱石の力によって高度な科学技術を持つ超文明国。高度な技術があるのに自国の力をひたすら隠し、途上国に見せかけていたワカンダ国。その秘密を知った密売人クロウは数十年前にワカンダ国に潜入してヴィブラニウムを盗む。この盗まれたヴィブラニウムはフェイズ2のアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンでヴィジョンのボディやソコヴィアを浮上させる装置の開発に利用されている。密売人クロウはウルトロンに左腕を切断されたが今作ではヴィブラニウムを使用したキャノン砲を武器が組み込んで登場。しぶとくて悪役としてはかなりの存在感です。また、ヴィブラニウムを素材として作られた武器として馴染みあるのはキャプテンの盾。作ったのはアイアンマンの父親。当時は第二次大戦中でナチス帝国と闘うキャプテンが武器を選ぶ際に試作中だった盾を選んだ。

インフィニティウォー前の作品としては最後となる映画だけに必見。黒人監督が作った映画ということもあり民族音楽が劇中に織り込まれておりシリーズの中では異質な雰囲気。
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