広島カップ

キャプテン・マーベルの広島カップのレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
2.2
私どうも一連のMarvelの作品には心が動かないのですが何故なのかと自らに問うてしまいます。

Marvelといいますかアメコミベースの作品には心が躍らないのです。
なら観なければいいのにと言われそうですけれど、たまにあるではないですか基本はアメコミなのですが大分中身を変えていて登場人物の内面を上手に描いている作品が。
そんな作品に出会えないかなぁと思ってたまにTSUTAYAの棚から選んでしまうのです。

アメコミのヒーロー物に向かえないのは漫画大国日本で子供の頃から手塚治虫を中心とした漫画文化に親しんでしまった故なのかな?と思ってしまいます。
日本で発展した大人の観賞にも耐えうる子供に向けた作品とはどこかが違うのではないでしょうか。
夢の在り方が違うように思うのです。
元々大人向けに描かれた漫画作品を実写でやる辺りが私の肌に合わないのではないかと思っています。
タイツを履いてテカテカと光沢感ある厚い胸周りのヒーローやヒロインはあくまで紙の上だけにしておいた方がよいのではと思ってしまいます。

「いくらなんでも」という感想も通り越してしまうレベルの普通なら双方身体破壊していると思われるバトルを観ていると「こんな時はベテラン俳優の落ち着いた演技に期待だな」と感じてしまい、私と歳の近いアネット・ベニングの登場を楽しみに観進めましたが彼女が出て来た時にとても老けていたのにはビックリしてしまったのと、とても本ストーリーの中においては演技がどうか?などと語れない役処でこちらも残念でした。
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