つるみん

キャプテン・マーベルのつるみんのレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
3.9
彼女は一体何者なのか。

まず皆さん言われている通り、OPの演出には泣ける。製作陣の粋な計らいと共にスタン・リーという生みの親の存在感と偉人化としたその姿は我々の心にしっかりと残っている。Thank you, Stan.

さて、MCUファンからすれば空いたピースを埋める感じの物語となっていて、所々で繋がりがあり『エンドゲーム』に向けての全ての準備が整ったという印象を受けた。
さあ、反撃開始だ!キャプテン・マーベルの圧倒的希望感は鑑賞後さらに高まること間違いなし。

記憶を扱った題材。
徐々に鮮明になっていくキャプテン・マーベルの過去。それと同時並行にマイノリティ差別の問題を通して、確立されていくキャプテン・マーベル像。
その面白さは勿論あるのだが、アクションシーンの格好良さが異常。さらに『ターミネーター2』『トップガン』のオマージュや『トゥルーライズ』『ライトスタッフ』といった映画の名も登場してくる映画好きには堪らないサービス。『GotG』とはまた違ったギャグセンスで観客を笑かし、MCU初?となる女性の友情を熱く描く辺りは流石の一言。
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