賢太郎

キャプテン・マーベルの賢太郎のレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
4.2
2019年劇場鑑賞作品4作目。
今年は3月からも豊作溢れる年になっていますね。去年の『ブラックパンサー』を思い出し、そのすぐ1ヶ月後に『アベンジャーズIW』が公開される手法と全く同じような展開で、今年は来月末公開の『アベンジャーズEG』に繋がっていくわけですね。
marvelさんには感謝してもしきれない程のワクワクと感動を与えて貰ってきましたが、いよいよ来たる"1つの節目"に向かっていると思うと正直怖かったりも。いや長々と書いてしまいましたが、それくらい今作ものめり込める秀作だったということです。

今作の主人公の"キャプテン・マーベル"は単独主演としてはmarvel初の女性ヒーローです。彼女自身の生い立ちも描かれていますが、【強い女性像】の中にウィットに富んだ会話や、女性らしい表情も相まってめちゃくちゃ魅力的なキャラクターでした。彼女と織り成すニック・フューリーとの会話は勿論面白いのですが、アベンジャーズ結成前のストーリーということで懐かしのコールソンの登場も胸熱。それから他にも"あの"キャラクターの姿が…。そして恒例となったend creditにも重要なシーンが登場。「早く来月になってくれ!!」と叫びたくなるほどアベンジャーズEGへの期待が高まってしまいました笑。

"キューブ"が何故地球にあったのか?そもそも何故アベンジャーズが出来ることになったのか?ニック・フューリー長官の目の傷は何故出来たのか?様々なこれまでの疑問点に対して解答が用意されていたのはこれだけmarvelシリーズを追っていれば嬉しいポイントでしたし、新しく登場したキャラクターも個性的でかなり面白かったのでコミカルな要素とシリアスな要素のバランスが良く、テンポも悪くなかったです。

ただ唯一懸念を挙げるとするならば「いや強過ぎない???」笑笑。

来月の為に是非劇場へ。
賢太郎

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