わだげんた

キャプテン・マーベルのわだげんたのレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
3.5
この作品は絶対に絶対に冒頭から観てください、って言われまして。

なんなら映画泥棒の辺りからきっちり姿勢を正して観賞してください、と。

なんだろうう? 冒頭からもの凄い展開があるのかな、と思っていたんですが、なるほどそういうことですか。MCUファンなら、やっぱりきちんと見届けないとですね。

さて、新たなヒーロー、キャプテン・マーベル。キャプテン・マーベルについての知識はほぼなし。ポスターヴィジュアルから女性なんだな、って知識ぐらいです。

キャプテン・マーベルを演じてるのはブリー・ラーソンなんですね。『ルーム』のイメージなので、アメコミ物と最初結びつかなくて…。観てるうちに馴染んできましたが。

それにしても今年に入ってからでも、マーベルではないですけど『アクアマン』があって『スパイダーマン:スパイダーバース』があって、本作があって、来月にはいよいよ『アベンジャーズ エンドゲーム』があって…。

アメコミとはちょっと違うかもですけど、シャマランの『ミスターガラス』もヒーロー物と言えばヒーロー物だし…。

いや、うれしいんですけどね。ただそれだけに新味というか、新要素を入れてヒーロー物作るのが大変だろうな、と。

特に今回のキャプテン・マーベル、知識がないだけにヴィジュアルだけ見ると『キャプテンアメリカ』の女性版? もしくは『ワンダーウーマン』のマーベル版とかを連想しつつ観賞スタート。

…そうですね。
いや、つまらなくはないです。普通に観られますが、これだけいろんな作品が続いた後で観ちゃうとやや劣勢かも。

それでもキャプテン・マーベルは魅力的だし革命的に強いし、ニック・フューリーは若さ爆発でがんばってるし、なにより猫が体張って(?)萌え萌えしてるし(笑)、見所はたくさんあります。

もちろん『アベンジャーズ エンドゲーム』に繋がっていきますしね。

あと、個人的に良いなぁと思ったシーン。
始まってすぐ、キャプテン・マーベルが地球に落っこちてきてレンタルビデオ屋さんに屋根突き破って入るところ。

DVDレンタルではなく、ビデオレンタル店。90年代の地球だもんね。店内には『トゥルーライズ』の立て看板があって、キャプテン・マーベルが思わず手に取るビデオが『ライトスタッフ』だったりして。

こういうのとてもグッときます(笑)在りし日のレンタルビデオ店。

あと、途中『キャプテン・マーベル』七変化みたいなシーンがあるんですけど(コスチュームが次々と変わっていくシーン)、ひとつぐらい露出度が高いやつ混ぜてくれるとうれしかったのに(笑)

と、まあなんだかんだで楽しみつつ、『アベンジャーズ エンドゲーム』の公開を静かに待つことにします!
わだげんた

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