キョウ

キャプテン・マーベルのキョウのレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
4.1
今年2019年4月にアベンジャーズが終わる。
そのわずか1ヶ月前に我々ファンの前に姿を見せてくれたのが、この「キャプテン・マーベル」。
彼女がいれば、あのサノスに勝てるかもしれないと思えました。強くて頼りになる、それにチャーミング。MCUのキャラクター達は本当に魅力的です。特に最近加わったヒーロー達は新入りなのにいきなり好きにさせられるからすごい。


単独映画1作目となるキャプテン・マーベルですが、
今作は単なる自己紹介ムービーではなく、映画としてのクオリティも高いです。

彼女がなぜスーパーパワーを持っているのか、観客は初めて見るから当然知らない。そして彼女自身もそれを知らないという物語の始まり。
主人公と観客が一緒にそれを探すというミステリー要素があって、MCUでは初めての手法ですね。


それからユニバースとのつながりもかなり強いです。
今回は過去の話ですが当然シールドもあって、若き日のニック・フューリーやコールソンも登場します。
特にフューリーはMCUにおいて重要人物ですが、キャプテン・マーベルことキャロルから与えられた影響がとても大きいことや、彼女との信頼関係も強いことが伺い知れて、これまでとこれからの彼の行動がまた違って見えてくる気がします。それ故に、MCUを初めて見る人には分からないことが多いかもしれませんね。それはこの機会に他も見る機会になればいいな。


癒し担当ネコのグース。そしてまさかのお笑い担当しているフューリーもいるので、雰囲気が明るく見やすかったです。




すべてを受け入れた彼女は強く、まさに救世主に見えました。

例によってエンドロールが終わるまで席を立たないようにお願いします。
まさしく最後の希望。
「アベンジャーズ エンドゲーム」で世界を救うのは彼女かもしれません。
キョウ

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