狭須があこ

キャプテン・マーベルの狭須があこのレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
4.4
金髪フワフワさせながら真顔でのしのし歩いて来て、すごぉいパゥワーのつよいパンチ撃てる超絶光属性

とかいうの、私よく考えたらめちゃくちゃ性癖だったわ。

ブリーラーソンあんま可愛くないんだよなぁ~とか思っててホントごめーーーーーんwwww
むしろ動いてる彼女を見てたら、可愛くない一瞬すらなかったです
異文化に突入したパワータイプ宇宙人のマイペースな快進撃、ホントいいよなぁソーさんよぉ

MARVEL映画らしからぬ、劇場で見てなお暗すぎる画面にブチギレつつこのスコアを付けているのでもう、察してくださいね。
始まった瞬間に泣き崩れた奴1000000000人くらい居るワケじゃんか。10年かけてコレを見たい体に改造されてきたんだよ、私たちは

最近の単独タイトルで言えばブラックパンサーですが、実はああいう「ヒーローの紹介」じゃないんだよな欲しいのは
フェイズ1の頃の、「ヒーローが生まれる瞬間」に立ち合う感動なの。

「力を手に入れて、守りたい人がいる」「まだやることがある」「継ぐ意志がある」「おれはこんなところでは死ねない!!!」

そういう心のパゥワーがバシバシ伝わるのが何よりも、私のなかではヒーローなのです
そして一番大事なことはこれ。
「自分の大事な人から離れて、他人のために遠くに行く選択ができる人」。

だから私はDCより、X-MENより、デッドプールよりヴェノムより、アベンジャーズだけを信奉しているし、最初のヒーローが彼女だった。というのにはめちゃくちゃ納得できました。

見る前は「女性ヒーロー単独タイトルって点ではDCに先越されたなぁ」「キャプテンマーベルとか全く出てないキャラより先にブラックウィドウでは?」とか思ってたけど、見てる最中にはなんかほとんど、新ジャンルとして意識しませんでしたね

むしろ完全に原点立ち返り映画でしかなかったので、見終わってみて「女性」「黒人」がサラッと配置されているのはなんか、そこに食いつきたい人の受け皿にもなってて、全方面から隙がねぇなと思いました

こんだけの人数関わってるシリーズが未だに船頭多くして山に登ってねぇのはちょっと異常だよ。
光輝くキャプテンマーベルの神々しさにかまけ、実際の画面があまりにも暗いこと以外に欠点がないのでレビューを終了します

エンドゲームがもう来月とか、信じられます?
狭須があこ

狭須があこ