エンドロールが終わり、劇場が明るくなると同時に拍手が沸き起こった
拍手の音に混じって涙をすする音も。僕も袖が絞れるほど流した。
全てのカット、全ての動き、全ての台詞に10年21本分の重みが込められていた
ただのインフィニティウォーの続編ではない
この10年の全ての作品の集大成であり、これらの作品を彩ってきたヒーローへの鎮魂歌である
ヒーロー映画ブームの火付け役とも言えるアイアンマン、そしてMCU。一貫してヒーローとは何かを問い続けてきた。
キャップ、トニー、ソーをはじめとしたそれぞれのヒーローにそれぞれのヒーロー像があった。
ヒーローとは何か、ヒーローとは誰なのか、鑑賞後にきっとわかるはず。
この作品群をリアルタイムで終えていることが幸せだった。
まだ1作品も見ていない人も遅くはない。ここから始めてもいい。制作の熱意、観客の熱意を感じるだけでも素晴らしい体験になるだろう。
DVDで見るなんて言語道断。
2000円の最も有意義な使い道の一つはこの作品を映画館で観ること。
何度でも見たい。
過去作全てを観てからまた観に行こう。
