福助

アベンジャーズ/エンドゲームの福助のレビュー・感想・評価

5.0
公開初日から今日に至るまで達成感と喪失感が入り交じった日々を過ごしてますが、いよいよ公開終了も決まりましたので、そろそろ社会復帰しようとレビューしてみます。

エンドゲームはこの10年間、MCU作品を楽しみ、笑い、時には涙を流し、熱狂し続けた私達へのマーベルから届いたラブレターのような作品でしたね。
前作で全宇宙から半分の生命を消し去ったサノスへの落とし前をつけるべく、残されたヒーロー達の文字通り、「アベンジャー(逆襲)」が展開されていくのですが、最後のアベンジャーズ(であろう)という気負いもなく、見事なまでにシリアスさとユーモアを織り混ぜ、「あれってこの伏線だったのかぁあああ!」「そこであれやるのかよおおおおお!」「やりやがった!とうとうやりやがったあああああ!」と心が4DX状態でした。
前作IWだけではなく、過去のMCU作品に伏線やオマージュを散りばめるという、心憎いを通り越して、憎らしい!もう3000回全部観てやるんだからっ!と思わずにいられない気持ちになりました。
存命しているヒーロー達それぞれが大事なピースであり、重要な役割を補っているので出演の時間はそれぞれですが、ちゃんと見せ場があって3時間?短いなあって。
特にBIG3が各々に抱えていたネガティブな問題をキッチリ着地させたのはお見事というしかありません。
サノスという映画史上、最も生命を奪ったと思われる最悪最強ヴィランとの決戦は、これを待ってたと叫びたくなるようなシーンの連続で、ガッツポーズしまくりです。
観賞後の凄まじい解放感と、小さな傷を心に負ったこの感覚はいつまでも忘れられないんだろうなあ。映画でそんな気持ちになれるってのは幸せなのかなあと思ったり。

私達の人生は1400万605通りのシミュレーションをするほど長くない。それでも続いていく。
しんどい事も多々あって、映画の世界に引きこもっていたいと思ったりもするけど、歯を食いしばりながらベルトを締め直して前に進むキャップのように生きていきたいものです。
願わくば、MCUの世界も続いてくれたら嬉しいなぁ。
エンドロール後に聞こえたあの音が、インフィニティサーガのカウントダウンでありつつも、新しいフェイズへの始まりの合図でありますように。
そしてまたキャップのアベンジャーズアッセンブルを聞かせてほしいです。