まるまる

プリデスティネーションのまるまるのレビュー・感想・評価

プリデスティネーション(2014年製作の映画)
3.9
卵が先か!鶏が先か!


お世話になってるフォローの方のこの映画のレビューのコメント欄で(長いw)
ロバート・A・ハインラインの短編小説「輪廻の蛇」が原作と聞いて鑑賞。
タイムパラドクスもの。SF映画。

「輪廻の蛇」は読んだことないですが、同じくハインラインのタイムパラドクスもの「夏への扉」が好きでした。
とか言いながら、読んだのが高校生の時分だったもので、面白かったことは憶えてても、ストーリーは全忘れデスw
たしか…猫が…いい味…出してた…ような…
なので、こんなこと言っても全然説得力ないですが、この映画には夏への扉っぽさが出てたと思います;^^)/セットクリョクネー
物語の嘘のつき方というか、導くような強引な展開というかで、何やらあの時代のSF小説を読んでる気分に。
70年代アメリカの街・風景に、タイムマシン。
閉じられながら、永遠に続いていくこの感じ。
古き良きSFの世界!
やー、よかったです(^^)/
SFサイコー!


話は「夏への扉」の対極で、なんだか黒いです。
合わせて原作読みたい。
自分の尻尾を食い続ける蛇的な話。


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一服して追記
あながち強引な展開とは言えないなとw
強引と思ったのは主に、あの組織の目的と手段がおかしいと思ったからなのですが、実は、あれ全部組織の筋書なのかなとかハタと思ったり…
ラストで彼が語った事そのものが目的なのかな?
別の意味で強引だし、主人公の悲劇っぷりが倍増しますが、ますます昔のSFっぽくて良いなぁw
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