べるーし

プリデスティネーションのべるーしのレビュー・感想・評価

プリデスティネーション(2014年製作の映画)
2.7
イーサン・ホークのタイムトラベルSF。
あらすじは何書こうがネタバレになるので書きません。

前置きが長過ぎて正直クソ退屈でした...多分後半からの怒涛の伏線回収がよく評価されているのでしょうけど、それにしてもまず前置きが長い、絵面やガジェットや登場人物の殆どに魅力を感じないという事で筆者には合わない映画でしたww だから爆弾魔の真犯人云々では何の感情も湧きませんでした、はい。

何だろうな〜、ただただ「ほらほら凄く練られた映画作ったよ観て観て凄いでしょ!!」と迫られながら見せられてる感が半端なかったもんで...最近MCUもそうですけど、伏線貼るだけ貼って回収するだけ回収して、で客を喜ばせるだけの映画に筆者はもう疲れるばかりですわ。やっぱりそういう映画がまず苦手過ぎる。

あとこれと同じ事言えるのが「スペシャルアクターズ」なんですよね。ただ観客を驚かせたい、それだけ。いやもっと別のテーマで映画作らんかい!最近それが多くて正直呆れてます。ノーランでもライアン・ジョンソンでもそんな安直な映画作りしないんだよなぁ。

それでも脚本家志望かバカヤロー!と言われる前に一応言っておくと、筆者としては伏線ありき過ぎると映画はそれ以外面白みが無くなると思っているワケです。それに当て嵌まったのが今作。他は上述で述べた通り。そりゃだって、伏線ばかり貼られたおかげでそれ以外面白くない寅さんなんて誰も観たくないでしょう?そういう事です。

因みに「バックトゥザフューチャー」より面白いとか比較されがちだけど、あれよりも一から十まで全て印象的で尚且つ面白いなら納得行くけどそれすら満たせていない時点で流石に言い過ぎでは...何も伏線回収が上手い=面白いってワケじゃねぇよ映画は。

久々の洋画がこれってまた貧乏くじ引いた気分でしたww
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