fujisan

スポットライト 世紀のスクープのfujisanのレビュー・感想・評価

3.7
神父の児童性的虐待疑惑を追求する新聞記者たちの話で、事実を元にした映画。

地味ですが、良作でした。

記者たちが事実を足で稼ぎ、ペンを武器に闘う奮闘ぶりは、チームワークの大事さやコツコツ真面目に働くことの重要性を再認識させてくれました。

最近陰謀論の映画を観すぎたせいか、局長が怪しいんじゃないか、ジョン・スラッテリー演じる古参メンバーが怪しいんじゃないか、証拠を持って急いで新聞社に帰る途中に事故に遭うんじゃないかなど、余計なことばかり考えてしまいましたが、重厚な正統派映画なので余計なお世話でした。。


昔のバットマンで観て以来、個人的にはアクション俳優としてみていたマイケル・キートンですが、マクドナルドの買収劇「ファウンダー」でもいい演技でしたし、事実ベースのシリアスな演技もいいものですね。

強いて言えば、私自身にもっと宗教的な知識があれば、さらに深みを感じることが出来たのではと思っていますが、観て損のない映画だと思います。
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