オレンヂ

スポットライト 世紀のスクープのオレンヂのレビュー・感想・評価

3.4
新任のマーティン・バロン編集長が1つのコラムに注目したことから物語は始まる。
このバロン編集長が実はこの物語の立役者。
バロン編集長の優れたところは事件に着目した事もあるけど、何より感情に任せ神父の児童性的虐待を訴えるのではなく、カトリック教会が組織的な隠蔽を行っていた事を暴こうとしたこと。
その割に物静かでちょっと陰が薄いけど。

話の方は適度な緊張感と難しくなりがちな内容を分かりやすく描いていた。

この作品のジャーナリズムのどうあるべきか、何をすべきかというところがハマった方はアーロン・ソーキン のニュースルームもオススメ。
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