いにょ

スポットライト 世紀のスクープのいにょのレビュー・感想・評価

3.9
2017年101本目。

大好きな実話系。神父の子供達に対する性的虐待についてバチカンが組織ぐるみの隠蔽工作を行なっていたという事件を元にしたお話。

しかも1人や2人の話ではなく、ボストンだけで何十人という聖職者が告発されるに至り、最終的には世界中のカトリック教会で告発され、しかもそれが2002年というわりと最近の話という。

カトリック教会という存在が、アメリカ、そして、アメリカの貧困層にとってどれだけ絶大な力を持つものなのかというのが日本人にはピンと来ないが、この映画を通じて伺い知ることができる。

終始、静かで厳かなトーン。絵が好み。ラストも爽やかな気持ちで迎えることが出来ないが、静かに心に沁み込んでくる。