この事件「2人のローマ教皇」でも話が出てたな。いや、そもそもは教会が握り潰していたので事件にもならずにいた。
途中にあった、「これは事件ではなく“現象”だ」というヤツ。つまり全ては個人の資質によるものでは無い!という事だが、なにしろ相手はローマカトリック教会。それに下衆な弁護士も絡んでて・・・
取材チームのみんなとても良い。マイケル・キートン、マーク・ラファロ等々。その中でもレイチェル・マクアダムスが目を引く。被害者たちから話を聞き出すのほ大変だろう。それも“生存者”たちに。
我々日本人には“教会”がどれだけのものか?がちょっと理解し難いが、キリスト教圏ではそうじゃない。例えてみれば、小学校の先生が児童にイタズラをして、教育委員会がそれを知っていながら、異動させてる!みたいなものか?
ジャーナリストを主人公にする映画は色々あるが、扱う事件からしてこれは結構上位になる作品。