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スポットライト 世紀のスクープのGiのレビュー・感想・評価

3.6
地方紙が誰も公にしなかった事件を暴き出す。「何かあると知りながら誰も何もしなかった」
教会が当たり前に存在し、心の在り方、拠り所としてある人生で、被害者は教会に裏切られ、その証拠も教会が潰す。加害者は場所を変えて何をするでもなく生きている。そして誰も触れられない。想像ができないほどの恐ろしさだと感じた。
それを粘り強く調査し、加害者を吊るす記事ではなく、繰り返されるシステムを作り出す教会を刺す。ボストン・グローブの記者による正そうとする意志が伝わる映画。
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