tubure400

スポットライト 世紀のスクープのtubure400のレビュー・感想・評価

3.8
最初はなんか抑制された感じの地味そうな映画だな、と思っていたけれど、どんどん話に引き込まれていく。個人でなく、腐敗したシステムを暴くということ。知らないうちに腐敗したシステムに馴染んでしまっていた自分に気付かされるということ。新編集長が格好良すぎる気はするけれども、正義感に駆られ激昂しながらも冷静さを失わない記者たちがかっこいい。『ナイトクローラー』的な世界観とは一線を画している。使命感を伴う、意味のある仕事というのはこういう仕事のことを言うのだな、と思わされる。

マイケル・キートンのよく見るとシワシワなのに肌がキレイで清潔感があるところと、マーク・ラファロの情熱的なところと、レイチェル・マクアダムスの綺麗な仕事のできる中年女性感が良かった。
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