スポットライト 世紀のスクープの作品情報・感想・評価

スポットライト 世紀のスクープ2015年製作の映画)

Spotlight

上映日:2016年04月15日

製作国:

上映時間:128分

3.8

あらすじ

2002年1月、米国の新聞「ボストン・グローブ紙」が、カトリック教会の信じがたい実態を報じた。数十人もの神父による性的虐待を、教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃のスキャンダル。その許されざる罪は、なぜ長年黙殺されたのか。《スポットライト》という名の特集記事を担当する記者たちは、いかにして教会というタブーに切り込み、暗闇の中の真実を照らし出したのか…。

「スポットライト 世紀のスクープ」に投稿された感想・評価

ある意味タブーである領域に踏み込んでいく過程での丁々発止は小気味よく、調べるうちにカトリックである彼らの内面も垣間見えていくのも良かった。
例えば、教育機関。例えば、家庭。日本で同じことが起きていて、メディアはここまで闘えるのか。
まず、この実話が映画化されて、オスカー作品賞を受賞したってところに、アメリカ社会の性暴力許さないという気運の盛り上がり、みたいなものを感じた。
正直、映画としては手堅く見応えあるものの、地味で目新しさはない。しかし扱うテーマは、現代の大人たちが目を逸らしてはいけない内容だからだ。
「映画」の持つ、娯楽としてだけではない、社会的な存在意義を、改めて思い起こさせてくれる。

地域の末端まで教会の活動が浸透している社会では、このスクープは想像以上に衝撃的だっただろうな。ましてや9.11テロの直後。アメリカ社会の価値観が大きく揺らいだことだろう。
10数年経った今、記者達の取材姿勢と同じように、淡々と丁寧に真摯な姿勢でこの映画が作られ、記者達を必要以上に正義のヒーロー扱いする事なく、またセンセーショナリズムに走る事なく、ごく身近な問題として描いているのが、逆に静かな怒りや大人社会の自戒が感じられて印象的だった。
(日本公開時のレビューです)
ひなこ

ひなこの感想・評価

4.5
カトリック教会の神父、約13人に1人は子どもをレイプ、虐待したことがあるっていう恐ろしすぎる実話。。
被害者には男の子も多くてびっくり。。

ボストンだけで1000人以上の人が被害にあっていて、世界で見たら数万人、、。

みんなが神聖だって信じたい存在の、組織的犯罪を暴く勇気

最後は鳥肌。
Ayaka

Ayakaの感想・評価

4.0
記録用
sumino

suminoの感想・評価

3.8
ショッキングな実話を元にした作品。
こんなとんでもない事実が公になったはずなのに、当時の日本では殆ど話題になってなかったと思う。
ボストンのジャーナリスト魂は、日本のマスコミには伝わらなかったのだろうか。
「生きているだけで、まだマシな方さ。」というセリフの怖さが印象に残っている。
Shuu

Shuuの感想・評価

4.4
アメリカの新聞「The Boston Globe」の記者たちが、カトリック教会の醜聞を暴いた実話を基に描くスリリングな社会派ドラマ。カトリック系住民が多いボストンで、神父による児童への性的虐待事件を暴露した新聞記者らの困惑と共に、次々と明らかになる衝撃の事実を描き出す。複雑に絡み合う事件の根の深さに慄然(りつぜん)とする。

2002年、ウォルターやマイクたちのチームは、「The Boston Globe」で連載コーナーを担当していた。ある日、彼らはこれまでうやむやにされてきた、神父による児童への性的虐待の真相について調査を開始する。カトリック教徒が多いボストンでは彼らの行為はタブーだったが……… 。

恐怖というかある意味裏切りというか、何か上手く言い表せないです。とにかく信仰心のある人間にとって、神父=神なんですよ。その神が信仰心のある若い子供に性的虐待してしまえば子供たちはこの後、信仰にすがりつくしかない。でも強い立場の人間がその信仰と信頼を彼らから取り上げてしまったら、もう誰にも相談できる相手がいないわけです。そんな残虐な世界を目の当たりにしました。
100レビュー目にはハードルの高いレビューを選び、結果、この作品をピックアップしました。いかがだったでしょうか。
Thankyou

Thankyouの感想・評価

3.5
Priest’s sexual abuse cases are unfortunately still on the top of newspapers recently, making me wonder what the religions and beliefs stand for. We should keep in mind that brave journalists fight against the big authority and shed the spotlight on the hidden scandals.
人の信仰に漬け込んだ地位の濫用、神父による性的虐待という問題は勿論、この問題が社会的に隠蔽されていたという事実が人間の愚かさを表している。
登場する記者や弁護士の働きぶりをみるに、仕事の社会的モラル、自分の仕事は社会的意義があるか否か、正義かどうかが問われた。

このレビューはネタバレを含みます

もう、やばい
i was in awe, completely astonished. never imagined a bishop and child molestation would be on the same table
2001年の9.11が本当はイスラム系のテロリストのせいじゃなくてアメリカ政府の自作自演だって説が本当だなのでは、本当だったらめっちゃ怖いって思った
つまり、ボストンポストがこの件について割と調査が軌道に乗ってきて調査文書がpublicになる少し前に9.11が起きることによって新聞社は全部今までやってた、取り組んでいた記事についての調査を行ったんストップさせて9.11の記事にfocusしないといけないという事態にさせれば協会の組織全体でおこなっていた児童虐待をしていた牧師たちの短期間での移動に協会や地域の政府?とかについての情報を非公開にして尻尾を捕まえられなくすることができるってこと。また、国的にもおそらく協会に人々が集っていうことを聞いてくれた方が都合が良かったり、、ってのを考えるとこの牧師による児童虐待、そしてそれを可能にさせる協会組織のシステム全体から目をそらさせたい、っていう国とか政府?とかの大きい組織の陰謀?願望を叶えるための9.11だったりして、、っていう想像ができる
そうなると世界の問題、すべて起こっていることは国?政府?いや、もっと小さい組織、あるいはたった一人の人間によってコントロールされていることなのかもしれないとかった思えてきたり

今回は牧師による児童虐待の事件だったけど、9.11周辺の様々な事件を探ってみたらもしかしたら国とかアメリカ政府によって都合の悪いことが起きていてその問題から国民の意識をそらさせようとする意味、国に怒りを向けるのではなくてoutsiderであるイスラム系の人々に向けさせるって意味での9.11発生ってのが濃厚になりそうで興味深いし怖い
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