スポットライト 世紀のスクープの作品情報・感想・評価

スポットライト 世紀のスクープ2015年製作の映画)

Spotlight

上映日:2016年04月15日

製作国:

上映時間:128分

3.8

あらすじ

「スポットライト 世紀のスクープ」に投稿された感想・評価

yuna

yunaの感想・評価

4.0
観てよかった!2回観てオープニングからの繋がりを理解できました。
「ボストンのカトリック教会では神父が子どもに性的虐待を加え…その事実を枢機卿が黙殺していた」もし文字にするならこの数行かも。だけど、その事実を新聞社が報道するということがとてつもなく困難で、世界を巻き込むほど驚愕で、ラストでは喉の奥がつっかえる気持ちになりました。
私は何で今までこの事実を知らなかったんだろうと後悔。そもそも無宗教人間なので知る機会がなかったんですが……
カトリック教会という信仰の力。神父という"神"に逆らえなく子どもたちが犠牲になっていた事実。
この子どもたちが大人になって「生きている」確率が少ない事。宗教という大組織が絡むとても根が深い問題です。信仰を信じる人々への裏切り行為…

まだレビューしてないんですけど、最近「スリービルボード」を観たんです。そしたら主人公が家に来た神父に「…2階で聖書を読む神父の下では別の神父が少年に性的虐待を加えている…」というブラックユーモアのようなセリフを放っていて。
現代社会で神父に持つ裏のイメージが浸透しているんだな〜と思いました。
でも現代社会だけじゃないんですよね。50年、60年前からは確実に。下手したら100年以上も前からカトリック教会の虐待は存在し、被害者は声を上げれなかったかと思うと息が詰まります。
何故、2001年になってからなのか…?
ボストン・グローブ紙がどうしてこの記事をピックアップする事にしたのか。実際に当時の記者に聞いてみたくなりました。

キャストもとても良くて、胸に刺さる言葉が多かったです。
新聞にするまで情報を集めている間にも被害者が増えていること。
新聞記者の仕事はあくまでも記事を書くことであって、正義の味方になる訳ではない。そんな葛藤もすごく伝わります。
真面目な話ですが、緊迫感もあってとても良かったです。
summeri

summeriの感想・評価

4.0
映画にために脚色された内容であるものの、非常にジャーナリズムの大切さが分かる。そして、記事に書かれるほうも書く方も人間もなので、その生な感じが面白い。
日本人のカメラマンがこういった作品に関わるのは誇り高い事。

脚本:0.9
芝居:0.8
音楽:0.7
編集:0.8
映像:0.8
実話
内容は重いが淡々としているので、好き嫌いの分かれる作品だと思う
感動したり、なにか影響を受けるというよりも見るこちら側に考えを委ねるメッセージ性の強い作品でした!
児童虐待を繰り返した神父やそれを組織ぐるみで隠蔽してきた教会が悪であることは間違いないが、その事実を知りながら闇に葬ってきた弁護士やメディアも同罪ではないのか思った



物語が進むにつれてドンドン引き込まれていった!
アカデミー賞脚本賞を受賞しているくらい脚本が見事なのはもちろん、音楽も場面ごとに合っていてより重厚感のある雰囲気を作り出していて見事でした



記者の情熱や巨悪な組織の隠蔽を暴こうとする姿勢に感銘をうけた
題材が重く、実話とは思えない(思いたくない)鬼畜みたいな所業が暴かれるのを鑑賞することになるので気分が悪くなる方もいるかもしれません
日本のメディアにも見てもらいたいですね
Yoshiki

Yoshikiの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分は海外にいたとき宗教というものがどれだけその地の文化に根付いているものなのかということが理解できたのだが、宗教というものに欧米諸国よりも馴染みがない我々には想像しづらい部分もあるのではないかという不安も感じさせない作品であったと思う。この事件の本質というのは非常に根深いものであり、簡単に解決できるようなものではない。(日本国内でも似たような事件はおこっている。)でもそういうことが今現在も起こっているということを再認識させられたし、事件にせよ何にせよ起こっていることの本質というものはどの場面においても自分の想像より奥にあるのではないだろうかと感じる作品だった。そしてその本質を追求する姿をうまく描けていた。
最後の10分、完全に光だった 権力だったり大きな力に殺されてる人って明らかにされてないだけど死ぬほどいるんだろうね
KO

KOの感想・評価

3.6
家ではもう新聞も取ってないし、活字を読むこと自体少ないんだけれど、1つの記事、1つの真実を世間に知らせる為にこれだけ労力がかかるのかと驚いた。公表することで救われる人、生活が送れなくなる人、多方面の人のことを考えて出版時期とか考えるんやなと思った。
ちょっと話は難しかったけど、実話というのが驚き。後、レイチェル・マクアダムスかわいい。
Masayan

Masayanの感想・評価

3.5
【超社会派 マスコミドキュメンタリー】

ペンは剣よりも強し✒️

新聞記者たちが腐敗した教会の悪事を暴いていくお話。

とにかく社会派。こってりしたドキュメンタリーをサスペンス調で見る感じ。普段市民の糧である教会が実は裏では性的虐待を行なっていたという実話。

初めは小さい事件性から取材を進めるが調べていくうちに物凄い大きな事件へと昇華していく。マスメディアの事は詳しくないが、取材を通じて特ダネというのはこうやって出来ていくのだろうか📰
話がどんどん大きくなるあたりは面白かった。

ただ、映画としては結構難しく教会という日本に馴染みのない習慣と登場人物がとにかく複雑で混乱します笑

アカデミー作品、脚本賞を取っており、近年のアカデミーらしい「その時代のアメリカ切り取った」作品であると思う。

エンターテイメント性は薄いかな。
ココ

ココの感想・評価

3.8
米国の新聞記者。実話。
神父による性的虐待の告発。
神を讃えることは、大切なことだが、人間の生理や科学的根拠のない教義は、組織の中で、矛盾と腐敗をもたらす。地味な映画だけど、考えさせられたいい映画。
>|