ハリーポッターシリーズからのスピンオフということもあり、映像美は圧巻でした。
街が舞台ということもあり、全体的にグレーがかったような色調の街並みも良い。ファンタジーな世界観は健在です。
今作は、マグルのジェイコブが混乱に巻き込まれるため、人間代表な立ち位置として色々とわかりやすいリアクションを披露してくれます。最初は悪女かと思っていた妹さんが実はとてもピュアだったのも良かった。
スキャマンダー先生の放つ魔法も、子供と違ってどこかスタイリッシュに決まるのはかっこよかったですね。
骨子のストーリーは幾らか気になるところがあったのは正直なところです。
なんだか事件の核心への関心が薄いな、とか
クリーデンスを結局救えてないのに何とも思わないのかな、とか。
このあたりの多少のズレはハリーポッターにも少なからずあったことなので、魔法ファンタジーな世界観がストライクかどうかの差なのかもしれません。
あんま気にすることじゃないのかな。