カナノシ

名探偵コナン 業火の向日葵のカナノシのレビュー・感想・評価

3.6
かつて消失されたとされるゴッホの「向日葵」の模写が発見され、オークションにかけられることに。
鈴木財閥の相談役で園子の叔父の次郎吉は見事落札して見せ、そればかりかゴッホの描いた7作の向日葵を集めた展覧会を催すと嘯く。
しかしオークションからの帰路、怪盗キッドに絵を奪われてしまう。
警察やコナンの働きもありなんとか絵を取り戻す事が出来たものの、再び彼らの前にキッドからの予告状が届きーーーな話。

劇場版コナンシリーズチャレンジ20本目。
20!?もうそんな見た!?子供向けの面もあるからかほとんどの劇場版シリーズで歯切れの良い話運びとエンディングになっているから、一本一本が軽い感じ。サクッと観れるというか…良し悪しではあるけれど。

さて、本作も最近の劇場版シリーズ同様序盤にひと山あっての起承転、結びに爆発のテンプレ。連続で観ていても「またこれか」と言うより「これこれ!これよ!」ってなるのはもはや水戸黄門。

しかし今回はキッドの挙動が気になった。こんな下手したら人死にが出るようなムーブしてたっけ?あと多分キッドの漫画なりアニメなりを見てないと分からん描写があった。あと向日葵めっちゃ見お婆さんについてもっとフォローしたってや…ってなった。

キッドとコナンがややデレたのはまぁ良かったところだけれど、前述のキッド周りの行動があれだっただけに…少々残念。
ライバル同士のデレは違和感なくやっていただきたい。

絵画にはピンと来ないから、食べれる絵画C.C.アート(味の海翁堂)でも貪って花より団子をキメようかな。
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